山椒魚・しびれ池のカモ (岩波少年文庫)

著者 :
制作 : 初山 滋 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 33
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145359

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすいし、風刺もきいていてなかなか。井伏鱒二ってドリトル先生の訳者だったんだ!どうりで読みなれた文の気がすると思った。

  • まあ「昔の文章だなあ」って感想です。

  • 教科書御用達の小説には、それなりの理由があると感じました。
    みんな一度は教科書でお目にかかった「山椒魚」
    他の短編も含め、人によっていく通りにも感じ方がある内容。
    揶揄に富んでいて、それがこむずかく感じる。
    そんなところが、教科書受けするのでしょうか。
    本ぎらいの人の中には、教科書での出会いが、「難しい=井伏鱒二きらい」となっているのでは。
    井伏鱒二さんは、とても頭のいい方なんだと感じました。

  • 他是有名『Doritol博士』的翻译者。这个书也有社会讽刺。山椒鱼(Sansyo-Uo)悲哀。我享受这些故事。

  • しびれ池のカモ、オコマさん、山椒魚、屋根の上のサワンが収録されている。どれもどこか懐かしい風景を思い描くことができる。
    2012/5/9

  • 井伏鱒二と言えば、本日の読了本の「山椒魚」、そして「黒い雨」。  そして「ドリトル先生シリーズの翻訳」がまず思い浮かびます。  そんな KiKi にとって「しびれ池のカモ」、「おコマさん」、「屋根の上のサワン」の3作は今回が初読の作品でした。  超有名な「山椒魚」はKiKi 自身、子供の頃に読書感想文を書いたこともあるし、何もこのブログであらためてご紹介しなくても、ネット上には様々な方の様々な読後感が見受けられる(だろう)と思われるので、今日の KiKi のエントリーは残りの3作、その中でも特にもう1つの表題作「しびれ池のカモ」をメインに書き連ねてみたいと思います。

    「しびれ池のカモ」が中編、その他の3作が短編という感じでしょうか。  1作、1作、少しずつ書き方・・・というか、スタイル(筆致とでも呼ぶべきもの)に違いがあってとても楽しめる1冊だと思います。  どの作品もとても味わい深い趣があると思うのですが、特に KiKi のお気に入りになったのが、「しびれ池のカモ」です。  自然に対する著者の暖かい眼差しを感じるのと同時に、「人間」というしょうもない生き物をどことなく風刺しているようなテイストも感じられ、思わず2度、3度と読み返してしまった作品です。

    (全文はブログにて)

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著者プロフィール

本名・満寿二。一八九八年(明治三十一)、広島県に生まれる。早稲田大学、日本美術学校を中退。一九二九年(昭和四)「山椒魚」「屋根の上のサワン」で文壇に認められる。三八年(昭和十三)、「ジョン万次郎漂流記」により直木賞を受賞。「鯉」「さざなみ軍記」「多甚古村」「丹下氏邸」「本日休診」(読売文学賞)「遙拝隊長」「集金旅行」「漂民宇三郎」(芸術院賞)「武州鉢形城」「黒い雨」(野間文芸賞)などの小説の他、詩集や随筆・紀行も数多い。六六年(昭和四十一)、文化勲章受章。九三年(平成五)没。

「2018年 『太宰治』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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