レ・ミゼラブル〈下〉 (岩波少年文庫)

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本棚登録 : 210
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145373

作品紹介・あらすじ

素性をかくして社会的な地位を得たジャン・ヴァルジャンだったが、警部ジャヴェルの疑いの目がつきまとう。慈しんで育てた孤児の少女コゼットは美しく成長して青年マリユスと恋におち、ジャン・ヴァルジャンは複雑な思いで見守る。中学以上。

感想・レビュー・書評

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  • ディーンフジオカが出ていた現代版のスペシャルドラマを見てから原作を読んでみたいと思っていた。

    きっとコゼットはもっとひどい虐待をされていたんだろうけど児童向けなのでそのあたりの描写は控えめだし、コゼットの母のファンティーヌが売春婦になったことなどはおぼろげにしてあるので私にはこれくらいが読みやすかった。

    ジャン・ヴァルジャンが本当に本当にいい人ですごいと思う。警部ジャヴェルに関しては職務に忠実すぎて邪魔くさい奴だなという印象しか最初はなかったけど、最後はあのようになるなんて想像もしなかった。

    原作がそうなのか訳者の訳し方なのかはわからないが、美しい文章が多く思わず書き留めてしまった。

    「その心は恋にとける、恋はその太陽である。」
    「コゼットはひとつの香りであって、ひとりの女ではなかった。」
    「マリユスはコゼットを呼吸していた。」


    大人になって初めて読んだけど、きっと学生時代に読んでいてもこの魅力には気が付かなかっただろうな、私は。

  • ジャン・ヴァルジャンの一生が描いてある。(もちろん他の人物についても)

    ラスト数十ページに私は涙が溢れそうだった。
    訳者あとがきにて、「いつも新しい問題、愛と正義とをとりあつかってー以下続くー」とあるが、その通りだと思う。いつの時代にも通用する内容だからこそ読み継がれているのだろう

  • モンテクリスト伯同様、雑多な要素を詰め込み過ぎ。ジャン・ヴァルジャンは、あり得ないレベルの偉人。 #B330816

  • やはり名作。

    映画であらすじを知ってるので、違いを楽しみながら読みました。

    児童向けで、ジャン・バルジャン周辺に絞った要約版ですが、名作の雰囲気は十分味わえると思います。

    貧困、改心、誠実、成功、革命、慈愛、宗教、親子愛、恋愛、死という色々なテーマを組合わせ、まさに王道の物語となっています。

    こんなにテーマを盛り込んだ話は読んだことがない。

    ひとつだけ残念なのは、翻訳物なので言い回しが味気無いというか、文章に躍動感がない所かな。

    売れっ子作家が超訳してくれたものが読みたいですね。

    とは言え、内容は満点なので翻訳物が苦手な人も読めると思います。

    万人にオススメです!

  • 素性をかくして社会的な地位を得たジャン バルジャンだったが、警部ジャヴェルの疑いの目がつきまとう。

    テナルディエの悪役プリが半端じゃない。
    楽して生きるためには本当に何でもする。
    とことん赦せない人でした。

    ジャン バルジャンのコゼットへの愛情に心打たれました。コゼットが結婚をし、幸せに暮らせるように、一生懸命自分の心を偽る。最期の刻、少しは幸せに過ごせて本当に良かった。

  • 上巻に続き魅せられるように読みました。人の罪と許し、現代にも通じる深い切実なテーマだと思いました。

  • 青空文庫で読みました。
    非常に面白かったけれど、冗長な部分もあり、いまこのような本が出ても編集が入りまくるだろうと思う。

    しかし当時の生活風俗が詳細に描写されていることは、この本の大きな魅力であり価値のひとつである。原文で読んでみたくなりますね。
    そういう点も今なお高く評価されている要因なのではないだろうか。

  • 真夜中に号泣しながら読み終わり、その後何が正しいのかわからなくなった。
    ジャンバルジャンのような人間は存在するのだろうか。
    人はこんなにも変われるのか。
    彼は元々その性質を持ち合わせていたから、改心出来たのだよね?
    その性質はもって生まれたものなのか、幼少期からのものなのか…

  • マリユス歯ァ食いしばれ!!と思うこと数回…。誤解がとけて良かったけど、コゼットの育て方は本当にあれでいいのかとジャンバルジャンを問い詰めたい気持ちに。いいんだろうね…。天使天使。
    またしばらくしたら別の翻訳の分も読みたいです。あ、下巻は乱丁ありませんでしたw

  • 気になってはいたけども読めなかったシリーズ。少年文庫で読む。何度も、主人公はどの人?っておもった。けどだんだんジャンバルジャンがアルセーヌルパンにかぶってきたような気がする。読み終わって、これがフランス革命の頃の人が書いた本だと知ってびっくり!歴史のある作品だったんだ…さすが少年文庫。

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