ガリヴァー旅行記 新版 (岩波少年文庫 538)

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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145380

感想・レビュー・書評

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  • 本当はこのあとも続くとのこと。

    絵本で読んでいたイメージのガリバー旅行記。
    イメージと全然違ってびっくり。
    大人向けで出版された物語とあって、
    かなり面白いストーリー。

    主人公が、小人の住む小人国と
    巨人の住む大人国へ行く。
    ありえない設定を、信じ込ませてくれるリアリティのある書き方がすごい!数字とか食事の描写がリアル。

  • 子供の時に絵本で読んだ記憶のある本作。絵本ではたしか船で遭難して小人の国に行き着いてしまったという内容だったような...イギリス貴族社会を少し小馬鹿にしたようなスウィフトの思惑を感じて、絵本で見たときとは全く違う印象を受けた。

  • Gulliver's Travels(1735)

    Jonathan Swiftの風刺・冒険小説の2004年岩波少年文庫版で、小人国渡航紀(リリパット)と大人国渡航記(ブロブディンナグ)の二つの冒険が収録されている。
    中野好夫氏の訳文が非常に分かりやすく、古い小説であることを感じずに、快適に読めた。解説の海保眞夫氏がいうように、当時の英国を風刺した批判文は現在でも、しかも日本でも通じる部分があることに驚いた。

    他の二つの冒険も含めてくれれば完璧だった。

  • 全員4編入っているのかと思ったら、前半2編の収録だった(自分の確認ミス)。『小人国渡航記』は、絵本等でも有名な物語。ストーリー自体のワクワク感は変わらないが、若年層向けの翻訳だけに大分印象は違う。単純な冒険物語ではない側面もしっかりと描かれている為だろう。『大人国渡航記』の方は今回初読だが、国王との対話が実に考えさせられる。現代にも通じる視点がある。風刺については捉われず物語として楽しんで欲しい、とのスタンスによる翻訳のようだが、個人的には、多少社会批判的視野を持ってから読むと尚面白い内容だと思う。

  • 4-00-114538-3
    c8397¥680E

    ガリヴァー旅行記

    岩波少年文庫538.
    1951/04/20.第1刷発行
    2001/03/15.新版第1刷発行
    2011/03/15.新版第9刷発行

    訳者:中野好夫(なかの よしお)
    発行所:株式会社岩波書店
    NDC933.

    作者:ジョナサン・スゥィフト
    1997~1745.
    アイルランドで国民的英雄と仰がれた作家
    生まれたとき父はすでになく、母も幼くして別れた。
    首都ダブリンにあるトリニティ・カレッジを卒業した後、アイルランド国教会の聖職者になる。
    政治に強い関心を持ち続け、教会の職務のかたわら文筆活動に励んだ。
    ロンドンで出版した「ガリヴァー旅行記」(1726)は、観光直後から大評判となる。名声を得たが、晩年は精神を闇、孤独のうちに障害を閉じた。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/722755

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 長く愛されている本。
    ガリヴァーが航海に出て見聞したふしぎな国々での出来事を楽しむことが出来る一冊。

  • 317

    2016年では97冊

  • シンプルな文章なのに、すごくわかりやすく世界が描かれていてすごい。
    子どもむけでないほうを読みたくなった。

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著者プロフィール

ジョナサン・スウィフト(Jonathan Swift)(1667 - 1745)
アイルランド生まれの英国十八世紀を代表する作家。『控えめな提案』『書物合戦』『桶物語』などの作品がある。

「2021年 『ガリヴァー旅行記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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