水滸伝 上 (岩波少年文庫 541)

  • 岩波書店 (2001年6月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (325ページ) / ISBN・EAN: 9784001145410

みんなの感想まとめ

物語は、中華北宋時代を舞台に、侠客たちが腐敗した官僚に立ち向かう姿を描いています。登場人物たちの個性が際立ち、彼らのつながりが物語をより面白くしています。コメディ要素を含むチャンバラの展開は、硬派な武...

感想・レビュー・書評

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  • 中国のおカタイ武勇伝かと思いきや、コメディ要素たっぷりのチャンバラで驚いた。
    一人一人の主人公が少しづつ繋がっていて面白い。
    次巻がとても楽しみ。

  • 中華北宋時代のお話。
    現代とは司法や役人の倫理観などは大違い。
    侠客肌の義賊(ゆうなれば反乱軍)達の漢らしさといったら。
    三国志などもそうであるように、腐敗官僚などの強きをくじき弱きを助かる豪傑達に惹かれる。

  • やっと読めた感がある。

  • 水滸伝を読むきっかけは筒井康隆著『俗物図鑑』なのである。きっかけが俗物だ。天保水滸伝や梁山泊という単語は知っていたが、本家本元の物語は初読み。中国の古典らしく、登場人物の行動などのスケールが大きい。物語の発端での伏魔殿に封印された108の妖魔を逃がしてしまう話は、どこかパンドラの箱を彷彿させる。軍人などそれ相応の地位にあった者が、陰謀、短気、欲望などから罪を得て梁山泊に集まっていくことろで上巻が終わる。梁山泊の頭領だった王倫が思えば哀れだ。武芸の腕はなくとも知恵で統率することもできたかも知れないのに……。

  • 中国ドラマの『水滸伝All Men Are Brothers』を視聴して以来、小説でも読みたいなぁと思い続けて、やっと手を付けられた。 なかなかに下品なシーンがあるし、なかなかにエグい。 林冲の性格がドラマではかなり良く描かれてたんだなぁと思った。 ドラマで好きだったキャラはまだ出てきてないけど、終盤に向けて読んでいくぞ。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    横山光輝『水滸伝』は飛び飛びに読んだことがあるだけで、しっかりと読んだことがない『水滸伝』
    読みやすい内容でなるべく原文に近いものを調べたところ、岩波少年文庫の水滸伝が良いとわかり、図書館で借りて読んだが確かに読みやすかった。
    同じ四大奇書である『三国志演義』と比べると個人の物語の連続で一話毎に主人公が変わって行くのが不思議な感じ。
    一方で主人公たちが善とも悪とも言えない、独特の価値観で行動しているのが特徴的で中には首を傾げるような行動もあり、ビックリしながら読み勧めている。

  • 中国各地の好漢たちが梁山泊に集い、義を持って不正を懲らしめる物語。
    勧善懲悪的な読み物だと思い読み始めたが、必ずしもそうではなくて気に入らないことがあれば酒場を荒らしたり、金銭を奪い取ったり・・目的のためには手段を選ばないといった表現のほうが適切かなと思った。
    朝廷に忠義を誓い、朝廷に歯向かう勢力の平定に命をかけたのに、最終的には皇帝に取り入る宦官や官僚によって殺されてしまう残念なお話

  • 中国史が好きな人にはたまらない書なのかと思う。ゲームでも三国志になじみのない状態では、なかなか入っていけなかった。



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    【要約】


    【ノート】
    ・成毛10冊

  • なんだかんだ周囲で話題にのぼるので。キャッチコピー的には好漢とか勧善懲悪よりも、「全員悪人」の方がしっくりくる。こんなに残虐なお話でしたっけ?昔々の記憶はほとんど蘇らず。逆に新鮮な気持ちで中巻・下巻も読み進めたく。

  • おもしろくて、読みやすい。けれど、どう考えても登場人物の大半が豪傑というよりも「チンピラ」にしか見えないのはワタクシだけだろうか……。びっくりするくらい簡単に人を殴ったり殺したり、モノを盗んだり、奪い取ったり、家に火をつけたり、だましたりするので、読んでいるとだんだん感覚がマヒしてくる。「良い人」と「悪い人」の違いがよくわからなくなってくるのだ。とくに魯智深! おまえはいくらなんでもすぐに人を殴りすぎだろう。血気盛んすぎる。ポコポコなんてかわいいものじゃないぞ

  • すいすい読めるはちゃめちゃ展開。しかし、上巻の終わり方、とんでもないとこでぶったぎられてるが…。

  • ストーリーはマンガ版とほぼ同じ。
    更に詳しいので、話しが飛ばなくて良い。
    ほとんどの漢字にはふりがなが振ってあるので読みやすい。

  • 訳者の解説にあるとおりドタバタ騒ぎの連続です。騒ぎの主役がリレー形式に変わっていくけど最終的にどうまとまっていくのか、いかないのか。

  • 文庫本裏表紙の文章にもある「三国志」「西遊記」は子供時代に読んだときからかなり気に入り、ストーリーも詳細まで・・・・とはいかないまでも大筋ではしっかり頭に残っていたのに比べ、こちらの「水滸伝」はほとんど印象に残っていませんでした。  ただ、「北方水滸」を読み始めた際に強烈に感じたのは

    「あれ?  この水滸。  昔読んだものとかなり違うような気がする。」

    ということでした。  今回、本当に久々にこの上巻を読んでみて「気がする」どころかやっぱりこの2つは似て非なるモノであることを改めて認識しています。

    そもそも子供時代にどうしてこの物語がほとんど心に残らなかったのかと言えば、少なくともこの上巻に関して言うならば、登場人物の誰も彼もが気が短い(苦笑)  そして酒癖が悪い。  「好漢」って何? と思わずにはいられない・・・・・。  そんな感じなんですよね~。

    冒頭の「洪大尉、百八の妖魔を逃がすこと - 物語の発端」で、しょ~もない役人がしょ~もない感覚でお寺に封印されていた魔王を解き放ってしまうというお話があり、ある意味で「役人」とか「公権力」みたいなものを絶対悪として規定しているように読めちゃうんですよね。  そしてそうであるだけに役人を殺したり役人の金を奪ったりという行為が「好漢」として世に認められる必須条件みたいに読めたりもすれば、あそこで逃がした妖魔が百八ということで梁山泊に集う豪傑の人数が百八であることにより「妖魔」≒「好漢」みたいに読めちゃったりもするわけで、内容を覚えていないだけにこの先がちょっと楽しみです。  

    北方水滸の方では同じように腐敗しきった宋という国の国家体制とそれに抗う抵抗勢力の物語という構図の中で、「志」とか「替天行道」といったアクション・プランやプラクティル・プランには欠ける Vision Only の「理想論}が行動原理として規定されていたんだけど、それってとっても現代的(つまり理屈先行、イメージ重視)な道徳観念みたいなものに根差しているのに対し、こっちはもっと刹那的(苦笑)

    「時の権力」vs.「抵抗勢力」という対立軸がベースにあるのはどちらの作品も変わらないわけだけど、こっちの物語は「話せばわかる」「問答無用」みたいな実力主義というか、すぐに腕力で解決する暴れん坊だらけという感じです。  まぁ、元々が権力闘争な~んていうのはそういう力と力のぶつかり合いの中で最後に勝ったものが正義みたいなところがあるわけで、それを痛快にデフォルメしているとも言えるわけですが・・・・・(苦笑)

    それにしても、魯智深ってこんなに暴れん坊だったんですねぇ。  あっち(北方版)の魯智深はイマドキの言葉で言えば「フィクサー」だったり「メンター」だったり「プロモーター」だったり「プロデューサー」だったりともっと知的な雰囲気が漂っていたんですけど、これじゃ単なるハチャメチャな暴れん坊じゃん!

    でもね、ちょっと直感的に感じたのは中国人という大陸民族のものの考え方のベースはここにあるのかもしれないなぁ・・・・・・と。  やっぱりそういう意味では「和を以って尊しとなす」という日本人とは大きく異なるものがある、そんな気がします。  それがいいとか悪いというようなことではなく、多くの王朝が建っては崩れ、その度に覇者が入れ変わり、その権力維持の背景には「天の意志」というような摩訶不思議な「絶対神」的なそれでいて得体の知れないお墨付きを欲しがるメンタリティとでも言いましょうか。

    ま、いずれにしろ次は中巻です。  この上巻では梁山泊に集っているのは晁蓋、呉用、林冲、劉唐、阮三兄弟、杜遷、宋万、朱貴ぐらいしか揃っていないわけで、中巻では108人が集まってくれるのかしら??

  • 武勇に自信のある好漢たちがそれぞれ思い思いに大暴れするお話。
    この物語を通して役人は絶対悪なのらしい。役人を殺したり役人の金を奪うのは好漢として評価をいっそう高めるものみたい。
    こういう考え方はそれこそ悪どい役人に普段からこっぴどくやられてる平民たちの恨みつらみが口伝のかたちでこのような物語になったのだろうと推察される。

    てなことを考えると「水滸伝」のもともとのはじまり、役人がお寺に封印されていた魔王を解き放ってしまう……というここだけファンタジーなお話は、役人という絶対悪を規定してそれに立ち向かう108人の勇者……という神話の体裁をとっているのかなあ。

    登場人物が次々出て来てそれぞれが勝手にチャンバラしだすから、うーん疲れる。中下巻では登場人物が徐々にまとまってひとつの話を形作る…?らしいのだが、おそらく上巻で断念。

  • 438夜

  • 花和尚がアホの子すぎる(*´Д`)ハァハァ

    封神演技も西遊記も好きなんだけど、これは…

  • 上中下
    少年文庫で基礎知識を得て、ゆくゆくは本格的に挑戦したいです。

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