水滸伝 中 (岩波少年文庫 542)

  • 岩波書店
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145427

感想・レビュー・書評

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  • 前巻より戦いのシーンの臨場感がよりパワーアップした。
    一人一人離れていた好漢が縁と奇跡によって一つに集結しつつあり、面白い。
    次巻がとても楽しみ。

  • 前半の武松、途中から宋江の英雄譚らしき方向に進むのだが、どうにも浮き沈みが激しい。好漢と言われる男たちも強いんだか弱いんだかわからない。県から県をつなぐ街道には、しびれ薬を飲ませて旅人を殺す一軒家の酒屋。朝廷から地方に派遣された腐った役人。時代の一面を描いているのだろうな。そして梁山泊という権力に抗う集団が喝采をあびたのだと感じた。梁山泊は旅人、隊商、街を襲うという体質に変わりなく、生産性のない集団なんだがな~

  • 中国ドラマでお気に入りだった
    李逵が出てきた。
    文章版でも憎めないわ。
    そして死刑直前だった、
    宋江と戴宗を救う場面はアツい。

    しかし、
    秦明を仲間にしたいとはいえ、
    やってることがひどすぎ。

    残すは下巻。
    梁山泊の末路を辿るぞ。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    中巻は梁山泊に続々と好漢達が集合している。
    宋江が梁山泊に入るのが思っていたよりも遅いことに驚いたとともに相変わらず、人の命が軽い。
    中国において、水滸伝がどんな感じで受容されていたのかがいまいちわからない。
    今のところは無法者集団としか感じないな。

  • 上巻参照

  • もう無茶苦茶です。武松、殺しすぎ。宋江、ピンチ招きすぎ&賄賂バラまき過ぎ。そして梁山泊の頭領たち、わりと弱い!
    上巻の主役・魯智深はほとんど姿を見せず、これが下巻で物語としてどう収斂していくか楽しみ。過去読んだはずだが、きっと里見八犬伝とごっちゃになっており、何一つ確たる憶えなし

  • いよいよそれまで各地をフラフラしていた豪傑?たちが集結し始めて組織的に活動を始めるようになってきたので、それにともなって集団戦の描写が増えてきた部分がおもしろい。ただ、相変わらずとにかく暴力にすぐ訴えて、関係ない人でもぶち殺したりする。あと、まだあの暴れん坊である魯智深が合流していないので、これからどうなるかも楽しみ。とにかく最後の引きが強いので、近いうちに最後の巻も読んでおきたい。

  • 基本的に意気投合したら義兄弟の契りを結びますね

  • 上巻に同じくストーリーはつかみやすい。

  • 同じエピソードの反復じゃないのかこれ。豪傑が倍々ゲームで増えていくあたりは魁!男塾的とも言える。

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