水滸伝 下 (岩波少年文庫 543)

  • 岩波書店 (2001年6月18日発売)
3.49
  • (8)
  • (12)
  • (26)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 224
感想 : 16
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (325ページ) / ISBN・EAN: 9784001145434

みんなの感想まとめ

物語の進行と共に、勇士たちの正義感が高まる様子が描かれ、登場人物たちの個性や関係性が深まっていくのが魅力的です。特に多くの好漢が登場する中でも、特定のキャラクターに対する愛着が湧き、彼らの絆や成長を感...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 上巻ではただ山賊たちが暴れ回るチャンバラというイメージだったが、中巻、下巻と進みにつれ勇士たちの正義感が高まってきた気がした。
    正直、108人もの好漢が登場していたため全員の名前は覚えられなかったが、それでも充分に楽しむことができた。
    また、結末は思いの外あっさりと締められ驚いた。

  • 燕青、やっと登場の巻。『水滸伝All Men Are Brothers』が面白かったから、いつか小説も…と思ってやっと読んだけど、ドラマの方が圧倒的に面白いな。ドラマでの李逵と燕青の関係が好きだったけど、しっかりと″一番気の合う″って書かれててなんか不思議ね。解説の宋江についての説明に分かるわってなった。金聖歎の宋江への評価(笑)

  • 登場人物の序列をある程度把握した上でもう一度読んでもいいかも。次は駒田信二さん版かな?魯智深と李逵がかぶるんだよな。誰が結局1番強いんだ?ネットで調べたら石宝と出てきたが、岩波少年文庫版ではフューチャーされてなかった気がする。読了したあとに最初の1章を読み直したら1章の意味が分かった。
    好漢には憧れるな。日本の侠客物、国定忠治や清水の次郎長もいつか読んでみようかな?

  • 大活劇も最後はだんだん死んでいくというのは、自分が思うに日本ではあまりない。一応世の中は平穏になっているのでそれでいいとは思うが、これでいいのか。

  • 下巻はとみにワンパターンな展開が多かった。解説を読むと、語り継がれた物語の集積であるとのことで納得。それでも星の運命を負った108人の好漢を梁山泊に集める都合で、次々に敵対する将軍が簡単に投降したり、双方の道士が妖術を用いた戦いが出てくると、何だか白けてしまう。宋江は梁山泊を解散し、彼が憧れの朝廷、天子に仕えるが、取り巻きの奸臣のために満足な官位も授けられず、最後には毒酒を下賜されて敢え無い最期。しかし、梁山泊、水滸伝という言葉が人口に膾炙し、八犬伝のような物語に派生する底力があったのだな~。

  • [評価]
    ★★★☆☆ 星3つ

    [感想]
    下巻は梁山泊に108の好漢が集合し、朝廷に帰順して反乱軍と戦って行く様子が書かれている。
    やはり、梁山泊のやりようのは納得がいかないが中国で水滸伝がもてはやされた理由を知りたいと感じた。

  • 上巻参照

  • 中国人は水滸伝が好きだなあと思うことがあり、子供の時以来の再読。荒唐無稽でついていけない印象はその時とあまり変わらなかった。これは三国志のような壮大な大河小説ではなくて、白波五人男のような狂言なのだと考えると少し納得がいくが、最後にバタバタと主人公たちが死んでいってしまうのはどうかと思う。

  • すごくよかった。北方さんのは文書がポエムすぎでマッチョだったけど、こちらは読みやすく爽快!

  • やはり、梁山泊が宋を平定してしまった。
    ただ、その後童貫や蔡京らにハメられて宋江は毒殺されてしまい、悪玉は歴史通りに生き残った^^;

  • 元々ダイジェスト版なのであるが、特に下巻の最後の方は話の流れが急。ほぼあらすじ。

  • 最後の最後、全64章の第59章になってようやく108人の豪傑たちが梁山泊に集合しました。  そこに至るまでの108人の人物紹介とも言うべき、個別エピソードの数々は多分にご都合主義的、刹那主義的、ハチャメチャではあったけれどそれでも結構面白かったのと比べ、全員揃った後はバタバタと戦の話が羅列されて終わりっていう感じ(要するに手に汗握る戦闘シーンみたいなものは皆無 ^^;)で、何とも残念・・・・・。

    でもまあ、KiKi にしてみると「時の権力」 vs. 「抵抗勢力」ということで読み始めたつもりだった物語がいきなり皇帝の下っ端になるという展開に目がテンになってしまい、そっちの残念感の方がより大きかったかもしれません。  北方水滸では最後の最後まで梁山泊は梁山泊だったのにねぇ・・・・・。  ま、時代ということを考えれば分からないわけじゃないけど、ホンネを言えば 

    「何だよ。  反乱軍かと思いきや、それはタテマエで要するに就職活動みたいなものだったのかよ??」

    っていう感じ?(苦笑)   宋江に至っては梁山泊のリーダーでありながら

    「じぶんは不幸にして罪人とはなったが、朝廷に対していささかの異心を抱いたことはなかった。」

    な~んて言っちゃって、天子さまからの招安を受けると有頂天っていう風情だし、そして詔勅を受けて向かったいくつもの戦で仲間たちをどんどん失っちゃうしで、KiKi がメンバーだったらこんなリーダーの下はご遠慮被りたいっていう感じです。

     

    さて、話は変わるんだけど、今回読書中にふと思ったこと。  それは「梁山泊に集う豪傑たちの数(108)と除夜の鐘の108つっていうのはあながち無関係じゃないんじゃないかしら?」 ということです。

    もちろん KiKi は子供時代に除夜の鐘の108つというのは人間の煩悩の数という話は聞いたことがあるし、そうだと今日まで信じてもきたんだけど、よくよく考えてみると人間の煩悩の108つをリストアップしたものなんてこの年齢になるまで見たことはないし、どちらかと言えば「へぇ、108つかぁ。  多いなぁ。」ぐらいの感覚で生きてきちゃったような気がするんですよね。

    そこへ行くと水滸伝の108人が何故108人かと言えば、108人が出揃った第59章によれば、どうやらこれは道教で説く「天罡(てんごう)三十六星」「地煞(ちさつ)七十二星」という星の名前に由来していたようで(36+72=108)、1人1人がそれぞれ星の名前を冠していらっしゃったりします。  「天魁星 呼保義宋江」とか「天罡星 玉麒麟盧俊義」とか「天機星 智多星呉用」とか「天間星 入雲龍公孫勝」といった具合です。 

    そしてね、「天罡三十六星」と「地煞七十二星」のランクは「天」の方が「地」より上なので「天罡三十六星」が上ということで、これがどうやら梁山泊のヒエラルキーにぴったり重なっているみたい。  序列に結構うるさい中国人らしいエピソードの作り方ですよね~(笑) でもね、おかげでちょっと納得できちゃったのは「北方水滸」では各章のサブタイトルが「天罡の星」とか「天孤の星」とか「地霊の星」な~んていう風についていて、初読の際には「なんじゃ、コレ?」状態だったんだけど、あれって恐らくは全108章で「天罡三十六星」と「地煞七十二星」の名前が全部羅列されていたんじゃないのかしら??  今回、再読する際にはそのあたりにもちょっと注意して読んでみたいものです。

    ま、それはさておき、除夜の鐘です。  ちょっと調べてみた限りでは除夜の鐘というヤツは鎌倉時代に日本にもたらされたそうで、それをもってきたのは禅宗の御坊様なんだそうです。  で、中国でこの禅宗が栄えたエリア(何せ中国と言うのはめっぽう広いんです)というのはどうやらもともと道教が盛んだったエリアらしいんですよね。  で、その道教には上記のように「天罡(てんごう)三十六星」「地煞(ちさつ)七十二星」という考え方もあれば、9という数字を尊ぶらしいんだけど108を分解して足すと(つまり 1 + 0 + 8)、9になるとか、まあ色々なお話が転がっているようで、いずれにしろ「除夜の鐘文化」そのものが道教の影響をかなり受けていると考えられてもいるらしい・・・・・。  へぇ x 10 っていう感じです。

  • 水滸伝は想像を超えた話だった。

    義のために人殺し過ぎ!人攫いすぎ!賄賂ばらまき過ぎ!(笑)

    さすが3巻にまとめただけあって、あらすじ読んでるみたいだった。

  • みんな短気で酒飲みで人殺しで\(^0^)/はっきり言わなくてもつまらない\(^0^)/同じような展開の繰り返し…面白いのか…これ……

全14件中 1 - 14件を表示

施耐庵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×