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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784001145496
みんなの感想まとめ
妖魔との戦いを通じて、登場人物たちの成長や絆が描かれる物語は、長い旅路を経て天竺に到着するまでの過程が魅力的です。主人公の孫悟空が活躍する一方で、沙和尚や猪八戒もそれぞれの個性を持っており、特に沙和尚...
感想・レビュー・書評
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妖魔との戦いで足止めされるのもあってか、まる14年かけてようやく天竺へ到着。悟空ばかり活躍していたが、沙和尚もちゃんと並みの人間に比べると強かったのね。八戒みたいにもうちょっとアクが強くても良かったのに。戦いの最中に妖魔が「ちょっとお腹が空いたんで、朝ごはん食べてくる」って感じで、一時休戦するのが笑える。しかし、菩薩たちは乗り物のケモノに逃げられすぎでは?みんな和尚にされた話が特に面白かった。
楽しい旅だった。読んで良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幼少期に絵本やアニメなどで触れたことがある西遊記。そういえばちゃんと読んだことってなかったかもな、と思ったので読んでみることに。とはいえ編訳で、実際はもっと膨大でありかつ長い歴史の上で紛失・加筆された部分もあるそう。編訳によって筋は理解でき、楽しく読むことができた。かつて絵本で読んだときは孫悟空と三蔵法師との出会いの場面からはじまるケースが多かったので、悟空が罰を受けて下界の山に閉じ込められた以前のことを初めて知った。結構というか、めっちゃくちゃヤンチャな悪ガキだった。力(物理)や神通力の威力も並外れているせいで天帝すら持て余していた。もはやお前が悪役だろ。罰受けても何も言えないだろ…(そこでも立派に反抗するし結局勝つのが悟空であるが)見かねた釈迦如来が掌の上で悟空に一杯食わせる所はよかったと思う反面やっぱり畏れ多い。三蔵法師の生い立ちも初めて知った。中々にパンチのある生い立ち(両親のほうがひどい目にあっている)とはいえ性格やその他いろいろが優れていたのか、大唐から天竺という遥か彼方の国まで経典を得るための使命を受ける。読み進めているとかなりパターン分けできるなあというか、型が定まっている気がした。まず三蔵法師が妖怪に襲われる・攫われる(エンカ率異常すぎる。徳の高い僧の肉はおいしいらしいと専らの噂だが、これも天界の企てによるもの)その妖怪たちの罠も、偽物の寺や観(僧に対する道士の修行場)を作り出し、三蔵法師一行に斎(食事・寝床)を与え眠っているうちに食っちゃおうぜ!!のパターンをよく見た気がする。逆に悟空が喧嘩を吹っかけたり、悟空と猪八戒の(しょうもない)力比べや騙しあいに巻き込まれる不憫な妖怪…という話もあった。章の名前を控えるのを忘れてしまったのだが、西梁女人国でのエピソードが他の妖怪たちとバッチバチに戦いあうのと趣向が異なっていて鮮烈に覚えている。怖すぎでは???あと南極老人の鹿と戦う話も。なにかと妖怪の正体がかつて逃げ出した仏の霊獣たちというのも多かった気がする。悟空が自身の毛を変じてもう何匹かの自分に化かしたり敵妖怪に化けて潜入したりしていたが、あまりにもぶちぶちと毛を抜くものだからえ…禿げないよね??と若干心配になった。それについて悟空が言及していて、どうやら「わが身上には、八万四千本の毛があり、一をもって十に変じ、十をもって百と化し、百千万億にも化することができるのは、みな身外身の法であります。」とのこと。便利なことだ。千手観音の一つの手で25個(確か)の世界を担っていて、それが集まって千(の世界を持つ)手を表すことを思い出した。あと敵側の妖怪に国から妃を攫って自分の嫁として住まわせるという話がいくつか(西遊記に限らず割とどこでも見る話)あるのだが、その妖怪たちが一貫して攫ってきた妃のことをちゃんと愛しているし信用しているのが意外というか単純というか警戒心薄すぎるというか…。旅の当初は三、四年の道程と思われていたのが約十四年かかってしまった。行きの途中で散々な目にあっているのでこれもしかして帰りも徒歩??きつくない???と思っていたら全然そういうことではなかった。よかった。
え、それでいいの??ほんとに??という終わり方が結構あるが面白く読めた。この長編が長い時間を経て変形されてるとはいえ、残っているという事実。面白くないとは言わせないのがすごいと思う。納得の面白さでした。一つ疑問なのが孫悟空、猪八戒、沙悟浄の三人が共通して醜い外見をしている。悟空は猿、猪八戒は大男で豚や猪のような見た目をしている絵本やアニメを見かけるが、沙悟浄に関しては黒い肌としか書かれてなく、河童の見た目をしている作品を見ると河童はどこからきているのだろうと思ってしまった。川にいた妖怪だから?それで言ってしまえば八戒も水に強い。うーん。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/722788 -
中国の物語を通して、中国の文化などを知ることができるためおすすめする。
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堺正章の西遊記は小さい頃、楽しんだが本格的に読んだのは初めて。面白くないことはない。が、話の内容は繰り返しが多いように感じられ、長過ぎる。これでも子供向きに短くなっているらしいが長い。
孫悟空は暴れん坊であったが、かなり早い段階で三蔵法師への忠節を誓い、思っていた以上に真面目に働いていた。むしろダメなのは三蔵法師と猪八戒。全く学習せず、何度もピンチに陥り悟空に救われるパターン。辟易したが、悟空の忠誠心に免じて星3つにしました -
引用「三蔵のほうをふりあおいだ。と、その顔かたちの気高く、その姿のなみなみならず秀でているさまは、目をみはるばかりであった。」
西遊記読了。最後に興味深かったのは、三蔵法師の道中、ずっと邪魔をしてたのは妖怪だったけど、ラスボスはまさかの人間。悪巧みをして人をおとしめるのは、実は人間なのかも知れないということ。
また、西天に到着して取経をした孫悟空が、師父に緊箍児をといてほしいとお願いするも、実はもうなくなっていたことも面白い。自分の欲望ではなく、人のため、正義のために戦ったことで、「自分の首を絞める」呪縛から解放された。
どんな終わりになるか、予想できなかったけど、確実に心に毒が残った、いい本でした。 -
三蔵がダメすぎ。さらわれる>戦って勝つ>妖魔の洞窟を燃やすパターン
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読まなければならない本だと思っているが、岩波文庫の10巻本のボリュームを見て
しまうと、読破できるか心配になった。そこで手が伸びたのが岩波少年文庫版であっ
た。
中国の文化を知っていなければわからない冗談が随所にあり、岩波少年文庫ではその
解説もついているので重宝した。
それぞれの登場人物に勝手な先入観があったが、読了して先入観が変わった。
孫悟空が面倒事のすべてを処理していることに驚き、八戒の役立たずさや沙和尚のまともさにも驚いた。
慣れてくると八戒の引き起こす事や、冗談に笑ってしまった。
ドラマや漫画のイメージだけだった西遊記の原作を読めてよかったと思う。 -
物語自体はやっぱり面白い!! 決して完璧な存在とは言い難い4人の主人公の姿に何とも言えない愛情のようなものを感じました。 ホンモノの三蔵法師がこの物語に描かれているような軟弱 & 優柔不断 & 世話の焼ける人物だったのかどうかは甚だ疑問だとは思うけれど、逆に言えば現代の世界史の教科書にも名前が載るような偉人が、とっても親しみやすい人物になっているのも魅力だと感じました。
彼らの道中に立ちふさがる妖怪たちは言ってみれば「仏教の教えを知らない野蛮で原始的で動物的」な人間のことだったのかもしれないし、そうであったならば、どんな宗教にありがちな「未開な人たちを感化する」というシナリオ作りにはちょっぴり「ブルータスよ、お前もか!」的な印象を持たないでもなかったけれど、仏教と道教が入り混じっているあたりに、ある種の救いを感じ一神教の筋運びよりはKiKi 個人としては抵抗少なく読むことができました。
(全文はブログにて) -
三蔵、ちょww
悟空はやっと報われたね。
悟浄は空気でした。
八戒は、この豚野郎!! て感じか。
いや、むしろ三蔵にそう叫びたい。 -
2003年3月7日
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