ジーキル博士とハイド氏 (岩波少年文庫 552)

  • 岩波書店 (2002年1月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784001145526

みんなの感想まとめ

人間の二重性や偽善について深く問いかける物語が展開されます。弁護士アスタンの視点を通じて描かれるジーキル博士とハイド氏の関係は、世間から尊敬される博士と不安を抱かせるハイド氏という対照的な存在を浮き彫...

感想・レビュー・書評

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  • 世界名作にはいる作品で
    タイトルもなんとなくの話も
    知ってはいるけれど…
    実際には読んだことがなかったので。

    物語は、
    弁護士アスタンの目線により描かれる。
    ジーキル博士は、
    世間から尊敬される立派な存在。
    一方、ハイド氏は会った人が不安になり
    理由もなく嫌悪する存在。

    ジーキル博士が死んだり行方不明になった際
    ハイド氏へ財産を遺すよう遺言を託された
    弁護士アスタンは、2人の間に
    どんな関係性があるのか不思議に思う。

    数々の悪評を巻き起こすハイド氏。
    世間の一線から退くジーキル博士。

    ジーキル博士との連絡が取れなくなり
    いよいよ博士の書斎に踏み込み…。

    親友の医師ラニョンとジーキル博士の
    2人の手紙により真実をしるアスタン。

    偽善について、
    人間の二重性について問う。

    探偵小説ではないが、真実はなにか
    創造しながら読み進めるスタイルは
    当時新しかったろうと思う。

  • SFと推理小説の混合が見事。二重人格という、今でこそ題材に用いられやすい要素を世間に広めた小説。ただ、裏表紙にネタバレが書かれてます...笑。

  • メアリ・ジキルという中々に面白そうなSFを見つけたので、なんとなくしか知らなかったジーキル博士とハイド氏を予習しようかなと。岩波少年文庫なら訳が読みやすいのではないかと思って図書館で借りてきた。
    ジキル博士とハイド氏は二重人格とか、善と悪とかの代名詞みたいになって簡単に使われてはいるけど、原作はもっと重々しいテーマだった。それは知らなかった。

  • 有名なお話で筋書きは知っているので、弁護士先生がおそるおそる真実に迫る…!って流れに対して、読者としては「先生!それ、たぶんそれだよ!」という気持ちでハラハラしました。
    良い自分と悪い自分、どっちもいるのは当然のこととして、良い自分を存分に活かす私でありたい。
    でも良い自分を大事にしようとすればするほど、悪い方の自分という存在を認めることになるのかもしれません。
    博士は「へっへ、実はこんなヤバい薬を作ってるんですよ…」って誰かを巻き込んでいたら、別の展開があったでしょうし。

  • 最近入手したボードゲームの原作で名前は聞いたことあるけど読んだことがなかったので図書館で借りて読んでみた。解説を読んで納得したけど前半はコナンドイルっぽいミステリーのような文章で謎が深まっていく。そして後半の独白で全てが明かされる。有名な話なのである程度は分かっていたつもりだけどジーキル博士の悲哀や周囲の人間の落胆、動揺が細やかに書かれていて非常にドラマチック。ハイド氏が登場した途端に嫌いにさせる文章力がすごい。

  • カラクリが有名なので、ジキル博士とハイド氏の関係は読む前から知っていた。
    ジキル博士が50代の立派な体格の紳士なのに対し、ハイド氏は小柄になり(ジキル博士の)着ていた服はぶかぶか、腕毛が黒々して若い年齢になる、などの身体変化までは知らなかった。もちろん性格も一変する。
    特別な塩の薬でスイッチする二重人格なのだろうけど、そこに至るまでのミステリ調のアプローチが面白かった。

  • 人間の善と悪、二重人格について書かれている。ミステリー調で読み進めやすい。

  • 善悪について考えさせられる一冊です。精神分裂(二重人格)を重厚的に描いた傑作のひとつです。

  • ジキルとハイド、という名前は聞いたことがあるだろうが、元の話をちゃんと読んだことがないという人にぜひ読んでほしい。単なる勧善懲悪のはなしでは見えない、善もたやすく悪になってしまう弱さから人間について多面的に考えるきっかけをつかんでほしい

  • 翻訳が微妙なのかどこ読んでるかすぐ分からなくなる。
    結末もこれで終わりなのって感じ。

  • だいぶ前に読んだ本ですが…笑

    精神分裂という概念をはじめて表した話だそうですね(父曰く)。
    ジキル博士の恐怖を想像すると、同情します。。

    ストレスコーピングって大切ですよね。いい子でいなきゃ!と思って、溜め込んで溜め込んで…。

    薄いし、手軽に読めるので、
    おすすめです( ^ω^ )

  • さくっと読める世界の名作ということで図書館でささっと。
    二重人格の話ということぐらいの予備知識で読んだけど、欲という悪に落ちていく精神みたいなのはすごくわかりやすく表現されていた。
    ハイドになると身体も変わるってのは知らなかったなぁ…

  • 「山月記」同様
    なぜか複読してしまう本の一冊です。
    潜在的にひそむ自分。
    「山月記」同様主人公は変わってしまいます。
    とても暗い小説ですが
    なぜか引きこまれます。
    理由は自分でもわからないですが
    なぜ複読してしまう


    追記
    もしかして私にも潜在的に現実逃避願望があるからかな?

  • あまりに有名すぎて、今まで興味なかったけど、読んでみた本。踏み越えてはならぬ領域に足を踏み入れたジーキルの苦悩。(2005/10月読了)

  • かの有名なジキルとハイド。
    初めて読んだんやけど、面白かったです。
    善意と悪意の共存についてとか今でも十分楽しめると思いました。

  • 何度も読みました。

  • 小、中学と、言うほど本を読んでいない私。
    大学生の今、なんとなくこういうのを読みたくなって図書館で借りました。
    中学生向けなのでさすがに読みやすい。
    そして、それ以上に話が面白かった。
    「どーなるの?どーなるの!?」と興奮しながらページを捲りました。
    他の翻訳者が訳した方も読みたいな。

    最後、ジーキルの手紙で物語が終わった所は夏目漱石の『こころ』を思い出しました。

  • こういう話だったんだ。子供向けに抄訳してあるのかな?20 Oct 2006

  • これは面白かった。これまで話をちゃんと知らなかったから一回読んでみようと思い立って読んだ。でも結末忘れちゃった。(ダメ)

  • 今、読んでます(06/08/17)

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