走れメロス 富嶽百景 (岩波少年文庫 (553))

著者 :
制作 : 小西 英子 
  • 岩波書店
3.44
  • (2)
  • (5)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 36
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145533

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 良くわからないけど、
    生き方、あり方について、強く訴えかけられているように感じた。

    もう少し後になってもう一度読んでみたい本

  • 十数年ぶりに読んだ。「走れメロス」。
    メロスって身勝手ですね。王に激怒して、自分を信じろ、戻らなければ友人を身代わりに殺してくれって。偉いのはメロスよりも、勝手にきめられたのにそれを快く引き受けたセリヌンティウスですよねえ。
    長いこと読んでなかったから、メロスが立派なイメージになってたね。
    「お伽草紙」も収録されてるんですが、これも数年ぶりに読みましたが、こんな歪んだ話でしたっけ。亀との会話が面白い。

  • 久々の太宰作品です。  太宰治の作品は多感だった(だろうと思われる)高校時代に結構はまって、片っ端から手を出して読んだことがありました。  で、その頃はある種の妙な感性の一致を見出したことにより、彼の世界観をすっかりわかったつもりになってしまい、それ以降、再びページを開いてみようと思わなかった作家の代表の1人でもあります。  ま、そんなわけですから、今回実に○0年ぶりぐらいに、岩波少年文庫版の太宰作品を読み返してみることになり、正直、ちょっとした期待で胸が弾むのと同時に、不安もありました。  高校時代の KiKi を魅了した作家ということは、今の KiKi にとってはあんまり感銘を受けない作家であるという可能性が高いということになってしまうので・・・・・ ^^;

    で、読み終わってみての感想ですが、「走れメロス」はまあ、可もなく不可もなく。  富嶽百景は KiKi の出身が静岡県であるということもあり、作品そのものに対する感慨よりもある種の郷愁を誘われた(実は中学生の頃、美術の時間に富士山の写生をしたことがあり、その際にわざと「月見草」を入れたことがあった)という感じ。  太宰に嵌った高校時代の KiKi なら大いに共感した「女生徒」は今の KiKi にとっては何となくメンドクサイ感じ・・・・・(苦笑)。  魚服記も昔だったら妙に感情移入したように思えるけれど、今の KiKi にとっては読み流す作品・・・・・っていう感じでした。

    そんな中、昔の KiKi なら読み流して終わってしまっただろうと思われる「お伽草子」(浦島さん & カチカチ山)と、同じく昔の KiKi なら、眉根をしかめてしまってあまり味わおうとしなかっただろうと思われる「畜犬談」には妙に心惹かれるものがありました。

    (全文はブログにて)

  • 「随筆・実話」カテゴリに登録いたしました。『走れメロス』は、既に教科書で読んでいたためです。『富岳百景』のほうは、やはり実話のようなものでしょう。時間の関係上、以下の話のうち、星印を附けたものしか読んでいませんが、自伝的要素はつよいように思われます。(私の勘違いかもしれません。)ひとりの未熟者の戯言としてご覧になっていただけるのでしたら、言いますが、解説にあったような〈太宰治の持ち味〉[1]というものの中には、この自伝的要素ですか、そのような感じが含まれていると思われてならぬのです。
    そして、この未熟者、読んでいるときにはまったくわからなかったのですがくだんの解説に敬服いたしました。太宰治にあまりよい印象をお持ちでない方は、これだけでも目をお通しになることをお薦めいたすところであります。(依・関川夏央氏)

       収録一覧(もくじより)
    魚服記* /全13頁[2]
    富岳百景* /全32頁
    女生徒* /全60頁
    走れメロス /全21頁
    お伽草紙 /計96頁[3]
     浦島さん* /全55頁
     カチカチ山* /全39頁
    畜犬談 /全24頁
    竹青 /全23頁
    解説 /全7頁

    総頁数294[4]

    自註
    *1 引用:P291,R10
    *2 頁数はすべて手作業で数えました。大いなる間違いがあるやもしれません。また、夫々の表紙や空白の頁は数えていませんが、数行のみで後は空白、というものは勘定に入れています。
    *3 ふたつの話に、二頁ある前書きを加えたものです。
    *4 巻末の編集部に依るものです。なお、300頁ある文庫本は、だいたい一時間ほどで読み終える方が多いようです。(下記参照)

    http://questionbox.jp.msn.com/qa2208036.html

  • 富岳百景で、財布を落とす場面が好き!

    太宰の短編、やっぱりおもしろいです。


  • 富士には月見草がよく似合う。

  • 走れメロスは中学のとき授業でも習ったけれども、小学生のとき、公文の国語で引用されていたのがきっかけで読みました。友情のためなら苦痛であることもやり抜く主人公の熱いハートに胸打たれました。しかし・・・まぁ自分には出来ないだろうな・・・。

    富岳百景は、とっても、読んでいてほのぼのとするものでした。高校の時、鬼先生からこの教材を深く読み込めば、人間の真実がみえると言われ目をとがらせて読みました。
    井伏鱒二って豪快なおっさんだな〜と思いました。
    のちに本人は、放屁などしてないとどこかで反論しているみたいですが・・・。

  • 富岳百景の小さな暖かさが好きです。
    峠に行ってみたい。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動へ。35年、「逆行」で第1回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集『晩年』を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多数。

「2018年 『津軽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太宰治の作品

ツイートする