雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)

著者 :
制作 : 中谷 宇吉郎  池内 了 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 205
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145557

感想・レビュー・書評

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  • 雪は天からの手紙なのです

    こんなこと言われてしまったら
    もう、
    地球に五体投地してしまいたくなってしまいます

    何回読んでも
    読むたびに
    新しい発見がでてくる一冊です

  • 28年度(6-1) 紹介のみ

  • 2016.9.4「本の合コン」で紹介。

  • どこまでもおだやかな物理おじさんのエッセイ。すとんと腹に落ち、さり気なく興味をもたされます。立春に卵が立つ話なんか、読んだらやらずにはいられない。
    似非科学が簡単に蔓延してしまうことへの苦言なんかも、本心はどうあれ、文章に書くならこの穏やかさを持ちたいものです。

  • 世界で始めて人工雪を作るのに成功したのは
    北海道大学で、雪の結晶の研究を続けていた
    中谷宇吉郎博士でした~
    このエッセイから過酷な気象条件のなかで行われた
    研究の様子を知ることができます。

    表題にもなっている“雪は天からの手紙”は
    雪の研究に一生を捧げた博士が残した
    結晶のように美しい言葉です

  • 雪の結晶がキラキラと。
    胚芽米に言及されている部分を興味深く読んだ。
    「科学を尊重せよ」「科学を警戒せよ」
    青空文庫でも一部著作が読めるのだな。うほう。

  • 第2回 ビブリオバトルinいこま テーマ「手紙」で紹介した本です。
    http://ikomabiblio.jimdo.com/記録/第2回2013年1月27日/

  • 2013年1月27日に開催された、第2回ビブリオバトルinいこまで発表された本です。
    テーマは「手紙」。

  • 師・寺田寅彦博士が引き受けてきたある事故の検証を綴る「球皮事件」。
    一時期国の朝野を大いに騒がせたという超能力実験騒動の顛末を回想する「千里眼その他」。
    立春の時に卵が立つという迷信に踊る各国の人々が試みる実験、そして湧く報道。さて、卵は立春にしか立たないのか否か。世間の喧騒そっちのけで中谷博士は自宅の机で卵を立てる「立春の卵」。
    果たしてそれは本当に健康法か? 研究の過程と結果は書き方ひとつ、とくに新聞では活字の配置と重点の置き方でまるで違った印象を読者に与える。そして間違った健康法が世間を風靡し、政府も踊る。ジャーナリズムの本質を鋭くついた「兎の耳」など。

    雪や氷の研究を続け、世界で初めて雪の結晶を人工的につくることに成功した物理学者中谷宇吉郎博士が生涯に30 冊以上出版したエッセイ集のなかから、対象年齢中学生以上の読み物としてふさわしい科学の面白さと味わいに満ちた21編を集めた「岩波少年文庫」。

    真摯に物理学に取り組んだ中谷博士の、暖かなまなざしを感じる随筆集。
    本文からの引用はちょっとそれとは趣が違うものにしてみました。
    2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授を取り巻く大騒ぎも記憶に新しいところから「湯川秀樹さんのこと」より。

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著者プロフィール

1900年石川県生まれ。物理学者。東京帝国大学理学部で寺田寅彦に師事し、卒業後は理化学研究所で寺田の助手となる。北海道帝国大学教授、北海道大学教授を務め、1962年没。雪の結晶の研究や、人工雪の開発に成果を上げ、随筆家としても知られる。主な著書に『冬の華』『楡の花』『立春の卵』『雪』『科学の方法』ほか。生地の石川県加賀市に「中谷宇吉郎 雪の科学館」がある。

「2014年 『寺田寅彦 わが師の追想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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