雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)

著者 :
制作 : 中谷 宇吉郎  池内 了 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 221
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145557

感想・レビュー・書評

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  • どこまでもおだやかな物理おじさんのエッセイ。すとんと腹に落ち、さり気なく興味をもたされます。立春に卵が立つ話なんか、読んだらやらずにはいられない。
    似非科学が簡単に蔓延してしまうことへの苦言なんかも、本心はどうあれ、文章に書くならこの穏やかさを持ちたいものです。

  • 中谷宇吉郎・雪の科学館に行って来ました。
    この本が面白かったので
    ぜひ行ってみたかったのです。

    本の中では、
    実験室の様子や茶碗の湯の話が
    今でも印象深いです。

    ここに来て,スライドショーで、
    映像と一緒に中谷先生の事を学びましたが、
    本の中の先生のほうが生き生きしていた様な感じがします。

    しかし、百聞は一見に如かず
    雪のことを学ぶには、
    展示や実験が、ばっちりでした。

    喫茶室で
    湖を眺めながら、人口の霧を眺めながら
    頂くコーヒーは、素晴らしいだろうなー。

  • 雪の結晶の研究で知られる中谷宇吉郎のエッセイから、若者に読みやすいものを選んだエッセイ集。当時の北海道大学の低温室での研究の様子、科学のこころについて、読みやすい文章で科学研究の楽しさが語られており、理系の人だけでなく文系の人にもおすすめ。

著者プロフィール

1900年石川県生まれ。物理学者。東京帝国大学理学部で寺田寅彦に師事し、卒業後は理化学研究所で寺田の助手となる。北海道帝国大学教授、北海道大学教授を務め、1962年没。雪の結晶の研究や、人工雪の開発に成果を上げ、随筆家としても知られる。主な著書に『冬の華』『楡の花』『立春の卵』『雪』『科学の方法』ほか。生地の石川県加賀市に「中谷宇吉郎 雪の科学館」がある。

「2014年 『寺田寅彦 わが師の追想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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