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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784001145748
みんなの感想まとめ
主人公ティウリの冒険が描かれるこの物語は、見習い騎士として王への手紙を届けるために旅立ち、数々の試練に立ち向かう姿がハラハラドキドキの連続です。複雑な登場人物や地名が織り交ぜられつつも、ティウリの人柄...
感想・レビュー・書評
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「ふたごの兄弟の物語」がおもしろかったので。
登場人物や地名が複雑ですが、主人公ティウリに次々に襲いかかる試練にハラハラドキドキしっぱなし。
手紙に何が書かれているのか気になります!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
秘密の任務を引き受けたティウリに襲いかかる様々な困難と、助けとなってくれる人々。
そしてティウリの人柄によって回避することのできた災難。
ドキドキハラハラし通し。下巻が早く読みたい。 -
見習い騎士のティウリが、見知らぬ騎士に託された王への手紙を届けるために旅に出る。その手紙を狙う敵から逃げながら、様々な人の助けを借りて進んで行く。
手紙を預かって旅に出るまでのストーリーは、あまりにトントン拍子に進む展開に置いていかれた感じだったが、冒険はハラハラ・ドキドキして面白く、話に入り込むことができた。岩波少年文庫らしいお話。
下巻が楽しみ。 -
Meiさんより本の紹介を頂きました
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
Meiの本紹介
王への手紙
著:トンケ・ドラフト
翻訳:西村由美
主人公・見習い騎士ティウリが極秘の任務を果たすべく旅をする。真の騎士へと成長するティウリ。王国、スパイ、極秘の任務、騎士…まっすぐな冒険もの。手に汗握るスリルはあるが、安心して物語を楽しめる安定感がある。
私は、翻訳者の西村さんの流れでこの本と出会った。9歳の時、地域の図書館の企画で西村さんが来てくださったことがあり、翻訳に興味があった私は参加。参加するにあたって西村さん訳の『ネコのミヌース』を読んだ。その時は面白すぎて授業中も机の下で読んでいたなあ…(笑)。企画には高学年くらいのお姉さんたちが多くて、西村さんは『王への手紙』を紹介していた。『ネコのミヌース』が面白かったものだから、すぐに『王への手紙』を借りて帰って読んだ。さすがに少し難しかったけれど、楽しく読めた。高学年になってからも読んだが、正直、面白さは中学年の時の方が上かな、と思った。意味とか漢字とかはわかるようになったけれど、剣や盾ひとつで何ヶ月も想像して楽しかったから。でも、年齢や興味のあること等で物語も捉え方が変わるから面白い。
どの年代が読んでも面白いと思うが、上下巻あり低学年、中学年くらいだと少しきついかも。
感想に性格が出やすいので注意(笑)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2019/11/08 更新 -
オランダ児童文学
日本では2005年岩波少年文庫で出版されましたが、現地では1962年初版
2004年にオランダの児童文学賞「石筆賞」が50周年を迎え、過去50年の石筆賞受賞作の中から「石筆賞の中の石筆賞」が選ばれました。数々の受賞作品を抑えて堂々選ばれたのが1963年のトンケ・ドラフト "De brief voor de koning" だったそうです。
この度翻訳の運びとなったきっかけはこの「石筆賞の中の石筆賞」受賞ともいえますが、直接の経緯は訳者のオランダの友人が、役者にこの作品を勧めたからということです。(あとがきより)
恥ずかしながらオランダの地名・歴史に乏しいため、的外れな部分もあるかと思いますが、ご容赦ください
〈あらすじ〉
舞台は中世風の架空の国、ダホナウト王国。主人公ティウリは父の勇者ティウリのような立派な騎士になることを夢見て、騎士叙任式に臨むべく最後の修行を仲間とともに礼拝堂で行っていた。そこへある一人の見知らぬ老人がやってきて助けを求められる。ティウリは悩んだあげく、規則を破って礼拝堂を抜け、老人の言葉に従って森の中で白い盾の黒い騎士と出会う。瀕死の騎士から重要な使命を任されると、ティウリは隣国ウナーヴェン王国へと旅立った
過去50年の受賞作の中から選ばれただけあって秀逸の一品
指輪物語やゲド戦記などと比べると、一部の描写がやや簡略しているようにも思えるが、
それを上回る、むしろ長すぎない丁度よい分量が読みやすさの一因であり、
決して短くない分量が読後の達成感も味あわせてくれる。
読みどころは魅力ある登場人物たちと、飽きさせないストーリー展開にある。
ティウリは、父勇者ティウリの息子なだけあって正義感に溢れ誠実な若者で、まさに主人公にふさわしい。けれども彼はまだ経験浅い騎士見習いであり、その技量はまだまだ未熟である。当然幾たびの困難が彼の前に立ちはだかるわけだが、彼はそれを知恵と機転を働かせ、彼の誠実さに魅かれる友人たちの助けによって乗り越えていく。特別な力が与えられているわけでもなく、天才でもない、「騎士見習い」ということを除けば、現代にも通じる等身大の若者である。それが舞台が中世であろうと架空の国であろうとリアリティーを感じさせ、読者の好感を勝ち取るこの作品の魅力ではないだろうか。
また旅の途中で出会うティウリの生涯の友人ピアックは、山で育った明るく純粋な心の持ち主で、たった一人で重要な使命を帯びたティウリの心の支えとなる。ティウリに手紙を渡したエトヴェネム騎士は、物語の中ではむしろあっけない最期を遂げるが、彼の友人たちによる語りから、エトヴェネム騎士という一人の人物とその生涯が浮かび上がる。もちろん彼の友人たちリストリディン騎士やベンドゥー騎士も個性ある魅力的な人物だ。
隣国の王へ手紙を届ける、とう一見シンプルなプロットは、作者の綿密で広大な世界観によって困難と危険に満ちた手に汗握る冒険物語へと姿を変える。各文庫の冒頭に記載された、森や町だけでなく道や川まで詳細に書き込まれた地図を見れば、この物語がどれだけ繊細に織り込まれているかが一目瞭然であり、未読の読者はこれから繰り広げられる冒険に胸躍らされることだろう。誰にも言ってはならないティウリの背負った密命が、ティウリだけでなく読者を疑心暗鬼にさせ、旅を一層困難なものにし、物語の魅力に花を添える。
文庫ではなく、単行本での出版を強く望む一品である。 -
うっわ、この本いい!ひねったプロット、感動的な本はいろいろあるけれど、のっけからこの本の世界にぐいっと引き込まれる自分。忠誠、真実、勇気、慈愛、友情―騎士たるもののかっこよさ。ああこの旅、終わって欲しくないな・・・。5つ星以上!1 June 2007
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何このおもしろい本。子ども時代に読まずに来たのが悔しい。
王道ミッション冒険ストーリー。
全子ども達に読んで欲しい。
大人にもおすすめする。 -
騎士叙任を明日に控えた夜、隣国の王への内密の手紙を託された少年ティウリ。秘密の任務なので追っ手はかかるし、行く先々で怪しまれても旅の目的も明かせず苦難の連続。目の前の人物は敵か味方か、という緊迫感に一気に引き込まれる。「死は、つねに、覆いをあげて迎えねばならぬ。」というせりふには痺れた。
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ティウリが騎士になる前夜、王への手紙を届けるという任務を果たすため旅に出る。
行く先々で手紙を手に入れようとする敵がいるが、味方になってくれる人もいて、その人たちの助けにより無事、任務を果たすことができた。 -
久しぶりの冒険物語。魔法が使えたり、ドラゴンが出てきたり…というようなファンタジー要素はないけれど、ハラハラドキドキ!自分は冒険物語が好きだったんだ!と思い出す。
主人公は任務を遂行できるのか⁈無事、立派な騎士になれるのか⁈……よし、下巻へ進もう! -
騎士になるための最後の試練の夜、少年ティウリは重大な使命を与えられます。数々の試練に直面しながらも進んでいく主人公に目が離せません。
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正直に意思を強く持って生きることを教えてくれる物語。小学生高学年から中学生くらいまで向けですが、少年の心を持った人(女性でも)なら誰にでもお薦めです!
上下巻あり、長いですが、読み始めると最後まで一気に読み進めてしまいます。
お子さんへのプレゼントにもいいと思います! -
面白かった!
以前から何度か借りては読めずに返していましたが、今回やっと読了することが出来ました。読書が軌道に乗ってきてからは読み進めるのも早く、以前はどうしてつまずいてしまったのかと思うばかり。以前どこまで読んだか確認したら、礼拝堂で何者かに話しかけられるところぐらいまででした。まだほんの序の口ではないか!
主人公のティウリが白い盾の黒い騎士に会ってからは、物語の魅力がぐいぐいと引っ張っていってくれます。正直、読みにくくしているのは、冒頭の古い書物の書き写しだと思う。笑
このお話は、翌日騎士になる予定だった16歳の少年・ティウリが、白い盾の黒い騎士から王への手紙を託され、その秘密の任務を果たす為に旅に出るお話です。
架空の国が舞台ではあるものの、魔法や竜が出てくることはなく、イメージとしては中世ヨーロッパのイメージ。
冒頭に王国の地図が載っており、それを見ながら旅路を想像するところや、主人公が困難の全容を知らず、追っ手に追われながら旅をするところなど、上橋菜穂子さんの守り人シリーズに共通するところもあり、守り人シリーズが好きな人は楽しめる作品だと思います。
上巻で一番心に残った場面は、灰色の騎士たちとミストリナウト城での出来事。
自分が帯びている任務の意味も分からず、敵や追手が何者かもわからないまま、ただ騎士であるという(正確にはまだ騎士ではないが)高潔な意思だけで、相手の心を動かしたティウリの勇気を称賛したい。
また、その前の、森で彷徨う場面も、空腹と真っ暗な森を想像しながら、とても入り込んで読みました。ティウリがいずれ、「森の小屋のマヌケ」のマリウスの再開できることを祈りながら。
地図がある冒険小説はいいなぁ、と思う。 -
積んでいた本を読む。
童心に帰ったようにどきどきと読む。
安心して読める。 -
ダホナウト王国の16歳の少年ティウリは、父のような勇敢な騎士になるため、騎士叙任式の前の晩、礼拝堂で過ごす。
誰とも話さず、明日の叙任式を迎えることができれば、騎士となれる。
だが、そこに来た見知らぬ人の依頼を受け、ティウリは言葉を発し、礼拝堂から外へ出ていく。
それは彼の冒険の始まり。
彼は、依頼されたことをやり遂げることができるのか。
家に戻り、騎士になれるのか。
おもしろずぎて、一気に読んでしまう。
どこにも嘘がなく、正直なのに、設定はハラハラどきどき。 -
ひょんなことから、隣国の王へ手紙を届ける役目を引き受けてしまった少年ティウリの冒険。
文章が読みやすく、爽やか。続きが気になる。
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