王への手紙 (上) (岩波少年文庫 574)

制作 : トンケ・ドラフト  西村 由美 
  • 岩波書店
4.30
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本棚登録 : 181
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145748

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!
    以前から何度か借りては読めずに返していましたが、今回やっと読了することが出来ました。読書が軌道に乗ってきてからは読み進めるのも早く、以前はどうしてつまずいてしまったのかと思うばかり。以前どこまで読んだか確認したら、礼拝堂で何者かに話しかけられるところぐらいまででした。まだほんの序の口ではないか!
    主人公のティウリが白い盾の黒い騎士に会ってからは、物語の魅力がぐいぐいと引っ張っていってくれます。正直、読みにくくしているのは、冒頭の古い書物の書き写しだと思う。笑

    このお話は、翌日騎士になる予定だった16歳の少年・ティウリが、白い盾の黒い騎士から王への手紙を託され、その秘密の任務を果たす為に旅に出るお話です。
    架空の国が舞台ではあるものの、魔法や竜が出てくることはなく、イメージとしては中世ヨーロッパのイメージ。
    冒頭に王国の地図が載っており、それを見ながら旅路を想像するところや、主人公が困難の全容を知らず、追っ手に追われながら旅をするところなど、上橋菜穂子さんの守り人シリーズに共通するところもあり、守り人シリーズが好きな人は楽しめる作品だと思います。

    上巻で一番心に残った場面は、灰色の騎士たちとミストリナウト城での出来事。
    自分が帯びている任務の意味も分からず、敵や追手が何者かもわからないまま、ただ騎士であるという(正確にはまだ騎士ではないが)高潔な意思だけで、相手の心を動かしたティウリの勇気を称賛したい。
    また、その前の、森で彷徨う場面も、空腹と真っ暗な森を想像しながら、とても入り込んで読みました。ティウリがいずれ、「森の小屋のマヌケ」のマリウスの再開できることを祈りながら。

    地図がある冒険小説はいいなぁ、と思う。

  • 感想は下巻に。

  • 積んでいた本を読む。
    童心に帰ったようにどきどきと読む。
    安心して読める。

  • ダホナウト王国の16歳の少年ティウリは、父のような勇敢な騎士になるため、騎士叙任式の前の晩、礼拝堂で過ごす。
    誰とも話さず、明日の叙任式を迎えることができれば、騎士となれる。
    だが、そこに来た見知らぬ人の依頼を受け、ティウリは言葉を発し、礼拝堂から外へ出ていく。
    それは彼の冒険の始まり。
    彼は、依頼されたことをやり遂げることができるのか。
    家に戻り、騎士になれるのか。

    おもしろずぎて、一気に読んでしまう。
    どこにも嘘がなく、正直なのに、設定はハラハラどきどき。

  • ひょんなことから、隣国の王へ手紙を届ける役目を引き受けてしまった少年ティウリの冒険。
    文章が読みやすく、爽やか。続きが気になる。

  • 下巻も読了。正統派冒険小説。ハリウッド的こけおどし全くなし。中世ヨーロッパが舞台で、騎士がたくさん出てくるが、ドラゴンだの、魔物だのは出てこない。
    いろいろな危険が主人公にふりかかるが、死者の数は極めて少ないし、主人公が殺すこともない。
    でも、物語自体が面白く、主人公が良い子すぎることもあまり気にならない。
    安心して子どもに手渡せる。
    実際は立派でない騎士もいただろうし暗愚な王もいただろうが、そういうことを考えない、まっすぐな子どもにはとてもいい。大人としてはちょっとものたりないけど。
    でも、上下巻でこのボリューム、対象は「中学生以上」となっており、内容的に妥当だと思うが、これだけの本を読む力がなくても、イマドキの刺激に満ちた(それこそ死人や化け物がたっぷり出てくる)小説が十分読めるので、表紙もタイトルも地味な、これに手を出す中学生はなかなかいないだろう。
    小学校高学年で読む力のある子にもぜひすすめたい。

  • 中世騎士譚。騎士達が格好いい。気付いたら一気に読んでいた。下巻に突入だ。

  • 主人公や出会う人々が魅力的。
    手に汗握る展開に,ぐいぐいお話に惹き込まれます。
    王道のロードノベル。

  • 面白かったです。16歳のティウリに理不尽とも思える過酷な使命が下され、忠実に真っ直ぐに使命を果たそうとする。ティウリの傍で私も寄り添い息をのみながら読み続けました。

  • 面白い。一気に上下巻読み切ってしまうでしょう。
    特に男性は、こういった冒険譚に弱い。
    夢に満ち溢れた少年時代を思い出そうぞ
    中年諸君。

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