ぼくたちの船タンバリ (岩波少年文庫)

制作 : 岩淵 慶造  Benno Pludra  上田 真而子 
  • 岩波書店 (2008年2月15日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145854

ぼくたちの船タンバリ (岩波少年文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 少年たちが帆船で冒険をする物語だと思ったら少し違いました。

    村を離れていた老船乗りルーデンが遺した帆船タンバリ号を巡り、村の人々の思いが錯綜する。ルーデンのことをよく思っていなかった漁師たちはタンバリを邪魔者扱いし、ルーデンを慕っていた少年ヤンはタンバリを修理して航海を夢見る。子どもたちがタンバリを酔っぱらいのカスバウムと修理を始めたら、漁師の組合の損失補填のためにタンバリを売り払おうとする意見が現れ、子どもたちの気持ちを守ろうとする者との間に軋轢が生じる。子どもたちの中も一枚岩ではなくそれぞれの思いがあり、けんかしながら自分の気持ちを訴える。父と子のそれぞれがそれぞれを想いながらすれ違ってしまう。タンバリを中心としてそれぞれの思いがぶつかり合います。
    自分がその場にいたならば、自分はどう思うだろうかどう行動するだろうかを考えながら読み進めました。
    そして最後ヤンが取った行動とラストシーンをどう受け取るか。ただ単に爽やかな青春の謳歌とは言い切れないものがあります。

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