旧約聖書物語(下) (岩波少年文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001146073

作品紹介・あらすじ

詩人デ・ラ・メアが、豊かな想像力と美しい文章で物語る『旧約聖書』。下巻では、勇士サムソンとデリラ、預言者サムエル、イスラエルの王サウル、そして若きダビデについて、ドラマチックに語られる。巻末には、わかりやすい解説を収録。中学以上。

感想・レビュー・書評

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  • 途中「サ」から始まる登場人物が多くて覚えきれず、挫折しかけたけどなんとか読み切った笑

    旧約聖書は守りと戦いの歴史なんだねえ、ふむふむ。これを元に旧約聖書(物語調じゃない)読もうと思ったけど、39篇あると聞き今は心が折れている。今回読みきったことで新約聖書も読みたいって思うし、おいおい読んでいこうかと。

  • 絵画を見たり本を読んだりしていると聖書に書かれていることが題材になっていたり引用されていたり...と感じることが多々ある。
    聖書...漠然とした知識が(知識とも言えないレベルだけど...)芸術鑑賞&読書の理解を少しは深めるだろうか?という思いから手にしてみた。イギリスの詩人(全く知らない...無学さに呆れる)ウォルター・デ・ラ・メアという人が書いた聖書といってもかなり物語形式のものらしい。全てが書かれているわけではなく省かれている箇所もあるとのこと(解説を読んで知る)対象は中学生レベル以上...ということで漢字が少なくそのことで逆に読みにくさは否めなかったが、なんとか読み終えた。聖書...
    少しは分かっているつもりでいたけれど誤解していたこと、知らなかったことなどなどかなり断片的なことしか知らなかったんだ...(呆れる)ということがわかった。
    創世記から始まりイスラエル人が神から選ばれた民ということをいくつかの短編の物語で構成されていて、エジプトの奴隷時代、他民族との戦いの場面...以外にも人間の毒々しさ、残酷な場面なども多く書かれていて以外な感じも受けた。
    宗教を知るために読むのであればこれらの短編の行間を読み、感じ入ることもあるのだろうけれど...なかなかそこまでは読み込むことは出来なかった...。信仰という土台がないせいなのかも知れないけれど...。

    最後に翻訳をした阿部知二氏が解説を書いていて、その解説がとても興味深く何度も読んだ。
    もしかしたら、最初にこの解説を読み込んでからこの本の上下巻を読むと、より理解が深まったのかも知れない...と思う。
    旧約聖書...エホバの神に選ばれた民=ユダヤ教の基礎を作った物語(?)というところまでは解説を読んで理解できたが...やはり宗教がらみは深いんだなぁ〜と思う次第。
    それでも旧約聖書に書いてあることは神話や伝説ばかりではなく史実も含まれていて
    解説にある地図なんかをみながら読むと臨場感があるし勉強にもなる。

    ガサ地区のイスラエルとハマスの戦争というか...
    テレビで色々やっていて宗教問題ではなく土地問題!みたいな言い方をしている解説者の言葉が気になっていたというのも手にした理由の一つではあるけれど...

    なかなか...
    こういった歴史の基礎ってスルーしてきたからなぁ〜ここにきてもっとちゃんと勉強しておけば良かった...と思ったり...色々反省...

  • 途中で読むのやめちゃった
    ヨセフがすきだった。

  • 下巻。サムソン、サムエルとサウル王、ダビデとゴリアテの戦いまでを描き、巻末に訳者による聖書の簡単な解説が添えられている。上下巻あわせてサムエルとサウル王の物語がもっとも印象的で、特にサウルの人間的な弱さに魅力を感じた。

  • 聖書の考えが芸術などいろいろなものに影響していると思うため、教養を育成するために、この本をおすすめする。

  • もう最後の方とかよく話の内容を理解できずただただ途中で挫折するのだけは出来ないと言う思いだけで読み切った感じ。
    登場人物が多すぎて良く分からなった。

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著者プロフィール

1873-1956年。イギリスの小説家・詩人・児童文学作家。ケント州チャールトンに生まれる。セント・ポール大聖堂の聖歌隊学校を中退後、アメリカの石油会社のロンドン支社で働きながら創作に励んだ。第一詩集『幼年の歌』(1902)、長篇小説『ヘンリー・ブロッケン』(04)で注目を集め、1908年、職を辞して作家生活に入る。長篇『ムルガーのはるかな旅』(10)、『死者の誘い』(10)、『侏儒の回想録』(21。ジェイムズ・テイト・ブラック文学賞)、短篇集『謎』(23)、『魔女の箒』(25)、『子供のための物語集』(47。カーネギー賞)、詩集『耳をすます者たち』(12)、『孔雀のパイ』(13)など多くの著作がある。

「2022年 『アーモンドの木』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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