めざめれば魔女 (岩波少年文庫)

制作 : 清水 真砂子 
  • 岩波書店 (2013年3月16日発売)
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  • 8レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001146097

作品紹介

幼い弟が重態におちいったのは悪霊のしわざに違いない-そう直感したローラは、かくれ魔女のソリーに助けを求める。恐ろしい出来事のさなか、母親の新たな恋愛に反発しつつ自らも異性にひかれていく14歳の心のゆらぎを巧みに描く。中学以上。

めざめれば魔女 (岩波少年文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 14歳の多感な時期に、弟が悪魔に取りつかれて重体になり、離婚していた両親はそれぞれ新しいパートナーが出来、心配とイライラが募るのに、そのうえカーライル家からは魔女になるよう迫られて、本当にギリギリの精神状態を上手くコントロールして一本の細い生命線の上を駆け抜けたと思う。変身後は嘘のようにイライラがなくなって物の道理がわかるようになって、大人の裏事情なんかも理解出来るようになっている。思春期のイライラを大人に生まれ変わる為の苦しみと捉えているようだ。干潟でソリーがローラを落ち着かせるシーンが印象的だ。

  • 「魔法使いのチョコレートケーキ」を書いたマーヒーの作品。中学生くらいから大人まで楽しめる。半年ぶりの読書会で是非紹介したいと思った程のおすすめです。
    主人公は女の子だが、男の子でも楽しめると思う。「西の魔女が死んだ」とかが面白いと思えない人には、よくわからないかもしれない。

  • ストーリーの流れ自体は面白いと思うのだけれど、各シーンの繋がりや意味が理解できない。
    10代で読めば受け取り方も違ったのだろうか。
    こういうタイプの話は、もう受け付けないのかと哀しくなった。

    特に、翻訳物はどうも苦手だ。
    会話について行けない。意味が分からない。
    理解しようとしても意図がつかめず、苛々してしまう。
    ゲド戦記もイマイチに思ったし、どうもこの訳者があわないのか。

  • 2016/9

  • 岩波少年文庫=安心・安全というわたしの思い込みが崩れ去りました。こわかったー。ハヤカワか東京創元社あたりで出版する話では?

  • おもしろかった~~~
    感覚系フシギ小説

    魔女をみやぶり予兆をかんじる女の子
    悪魔(じゃないななんだろう)的な男に生命力をとられる弟(ちょうかわいい3歳児)を救うため魔女になる

    ソリーくんがこれまた魅力的

    4年も待てない!といいつつちゃんと我慢するよいこ

    いまいちよくわからない話だったけど
    おもしろかった
    会話がまたぼやかしぼやかしでむずかしい

    14歳かぁ~~~
    ってかんじ?
    また読み返したいかも
    余裕があるときに(笑)

  • 変わりゆくすべての少女のために。

    「魔女」という概念はいいね。「少女」が「女性」になるのを、「魔女」と設定するのって、結構あるけど、まさにそんな感じだと思う。強くなって、力が使えるようになって、誰かを守れるようになる。ローラが守る側に変わっていく過程が、ファンタジックに描かれていたけど、まさにこれくらい大きな道を行っている。

    かくれ魔女のソリー(男)のキャラクター設定も面白い。うまく消化できないけど。少女の成長を導き助ける役目に、少し年上の少年(しかし彼もまだ未熟)を当てるのって、意味があるのかな。ファンタジー世界で厳しい道を行くというのも合わせて、梨木香歩『裏庭』を思い出したり。ソリーのキャラクターはいろんな人を思い出します。耳すまの聖司くんもこんな奴だよな、多分。

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