ホメーロスの イーリアス物語 (岩波少年文庫)

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本棚登録 : 123
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001146103

作品紹介・あらすじ

トロイア戦争末期。親友の敵討ちに奮戦するギリシアの英雄アキレウス、智将オデュッセウス、ほろびゆくトロイアの王子ヘクトールら、誇り高き戦士たちの闘いと死を描く。原詩に忠実かつ、読みやすい物語仕立ての再話。中学以上。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすくて面白かった。イーリアス物語全く読んだことない自分からするとヘクトールが色々なもの背負ってる感じがして好きだったのと、オデュッセウスがずる賢い策略家とか言われながら、実は戦闘力もかなり高いというギャップが結構心にグッときた。

  • 古代ギリシャの世界観が味わえる

  • 先にオデュッセイアを読んでいたので、大体のあらすじは分かった上で読んだ。

    アキレウス無双の話。
    ただ、アキレウスが活躍するのは最後の最後で、それまではおあずけを食らっている。
    オデュッセイアも似た構成なので、これがカタルシスを味あわせる構成なのかなと思う。

    ギリシャ軍の総大将のアガメムノーンもなかなかの自己中で、アキレウスも頑固さといい、一番しっかりしてるのがトロイア軍のヘクトールだと思った。

    結局は神々に好き放題遊ばれている人間たちの話なんだなと思った。
    神々の性格がめちゃくちゃ人間くさい

  • アキレウスの(始めは正当な、後半は理不尽な)怒りがメインテーマ/発端はパリスが“世界一の美女”を望み、それが人妻ヘレネーだったことで、全ギリシャとの戦争勃発。総帥は、妻を奪われたスパルタ王メネラーオスの兄、アガメムノーン。イオーニア遠征は九年にも及んだ。しかるにアキレウスと彼のミュルミドーン人の軍勢が働いたリュルニネーソス市攻略で戦利品として得たブリーセイモス(やがて妻としようと思っていた)をアガメムノーンは(事情があって)取り上げてじぶんのものとした。アキレウスは怒って「戦線離脱する」と宣言、かねてから「短いが大きな手柄を立てる英雄の人生か長く平凡な人生かどちらか」と。予言されていたことでもあり「帰ろうぜ」/彼の母は人間ではなく海の女神テティス、「アキレウスが参戦しないかぎり、ギリシャ軍は勝てない」設定を主神ゼウスに懇願しゼウスは渋々それを許した。

  • あまり読み込めなかった。それでもアキレウスの優しさや残酷さを含めた、感情のふり幅の広さは愛情や友情の深さに関係していて魅力的。勝者にも敗者にも利益をもたらさなかった戦争という作品の結末も良かった。

  • 背景を知らないと読みづらい岩波文庫版と違って、話が適宜省略・脚色されてるので読みやすい。ただ、神々のやりとりが省略され過ぎなのが難点かもしれない。

  • 2015年15冊目。

    ホメロスによる世界最古期の叙事詩。
    『イリアス』では、ギリシアとの間で起ったトロイア戦争がどのように始まり、どのような経過を経て、どのように終わるのかが記されている。
    この本に書かれている戦争の発端は、ギリシア側のある王妃が、神様にそそのかされてやってきたトロイアの戦士に奪われ、その王妃を取り戻すためにギリシア中の多くの国々が集まってトロイアに攻め込むというもの。
    『北欧神話』を読んだ時も感じたけど、神様たちは意外にも残酷であり気まぐれなんだな〜と...
    戦闘中にも両陣のあっちこっちで神様たちは手を貸したり引っ込んだり。
    そんな神様たちに大しても、人々は誇りと敬いをしっかり持っていて、神の応援の流れを読むことで戦況を変えている。
    騎士同士の会話や、自陣の誇り高い人物の遺体は相手にやらせないように身代金まで持って行くところに、この世界の人々の誇り高さを伺えた。

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