木曜生まれの子どもたち ((上)) (岩波少年文庫 630)

  • 岩波書店 (2025年2月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (340ページ) / ISBN・EAN: 9784001146301

作品紹介・あらすじ

美しく才能にめぐまれたクリスタルは、バレリーナをめざす少女。でも、舞台で賞賛されるのはなぜか、放ったらかしで育った弟のドゥーンばかり――自意識に葛藤する姉と、孤独をかかえながら才能にみちびかれる弟。困難にぶつかりながらダンサーを目指す二人の十年間。『バレエダンサー』として愛された物語の新訳。

みんなの感想まとめ

兄弟の絆と個々の成長を描いた物語は、バレエを通じて自己を見つける過程を鮮やかに描写しています。姉のクリスタルは、母親の期待を一身に受けながらも、自分の道を模索する中で葛藤し、弟のドゥーンは放置されなが...

感想・レビュー・書評

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  • バレエダンサーを目指す兄弟の物語です。父親より母親の熱の入れようがすさまじく、初めのうち姉のクリスタルにばかり気持ちが入り、弟のドゥーンは蚊帳の外。ドゥーンの素晴らしい才能になかなか両親は気づきません。ドゥーンは両親から理解を得られない時期に、素晴らしい指導者に出会います。

    人は「自分はこの道に進むたい」というものに出会えたときに、本当の意味で自分の人生を生きられるのだと思います。どんな困難にもめげずに、自分を信じて突き進むドゥーンが今後どのように成長していくか、弟の才能の素晴らしさに気づき、嫉妬心が見え隠れする、姉クリスタルの心がどう変わっていくか、下巻が楽しみです。

  • 児童文学書評(徳間書店 子どもの本だより「児童文学この一冊」1995/3,)
    https://www.hico.jp/sakuhinn/6ha/barai.htm

    【新刊】岩波少年文庫『ナイチンゲールが歌ってる』 | 教文館ナルニア国(2023年12月23日)
    https://x.gd/xImg9

    1・2月号 ルーマー・ゴッデンの世界 - 徳間書店(2019.01.22)
    https://www.tokuma.jp/news/n33630.html

    やまねこ翻訳クラブ:ルーマー・ゴッデン邦訳作品リスト
    http://www.yamaneko.org/bookdb/author/g/godden_j.htm

    木曜生まれの子どもたち (上) - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b656066.html

  • 感想は後編に‼️

  • 2025年 いちばん熱い読書

    素晴らしすぎました✨
    大好き!
    私の人生の一冊と言っても過言でない愛するバレエ漫画『SWAN』を超えてきそうなくらい本物だった。これまで観てきたどんなバレエ映画よりもおもしろい!
    ゴッテンのストーリーテリング力をまざまざとありありと?感ずる。バレエだけでなく、家族と子どもを見る本物の目線がある。

    クリスタルとヴェッポという姉弟のバレエの物語
    しかしこの家族、込み入っています。

    ロンドン郊外で八百屋と花屋を営む一家。
    若い頃にダンサーのはしくれだった母は、一人娘のクリスタルをバレリーナにするのが夢でそこに猛進してゆこうとしている。
    ところが2年後に望まない5人目!の男の子ドゥーンを授かってしまう…

    父は仕事に、母はクリスタルに忙しく、
    ドゥーンは店の小間使いのベッポに育てられた。それが彼の人生に素晴らしい影響をあたえる。若い頃サーカスにいたヴェッポは、ドゥーンにハーモニカとアクロバットの基礎を教えてくれた。しかしある日、母親の怒りに触れヴェッポは解雇される…

    5歳のドゥーンを面倒みる者はなく、しかたなくクリスタルのバレエ教室について行くようになると、ドゥーンは教室の隅っこでバーレッスンのまねをして過ごす。そしてピアノ弾きのフェリクスさんと友達になり、彼からピアノを教わる!
    ドゥーンはバレエに夢中になっていて、教室のお手伝いの夫人や先生にも見出されていくけれど、クリスタル上位の母はドゥーンの才能をを認められない。
    父は男の子がバレエなんて以ての外。
    こんな境遇なのに、ヴェッポやフェリクスさんにたっぷり愛されたドゥーンはまっすぐ育って行く。

    そして、ここから王立バレエ団に入りダンサーを目指す、美しい姉と天性の才能を持つ弟とのバレエストーリーなのです〜!

    まったく、バレエだけでなく家族のすべてをリアルに感じられます。
    うちも娘にバレエを習わせていたので、ママ同士の嫉妬みたいなものは山ほどあったから…懐かしい!

    ドゥーンだけでなく、クリスタルの初恋や弟への嫉妬と愛。ラストも素晴らしく、涙なしには読めなかった…
    バレエを知らない人も夢中にさせます!

  • 下巻が待ち遠しい!!

  • ほったらかしにされながらも才能にあふれる弟と容姿にも才能にも恵まれたはずの姉。きょうだいのバレエに関する物語。

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著者プロフィール

ルーマー・ゴッデンRumerGodden1907~1998。英国サセックス州生まれ。父の仕事の関係で、生後六カ月で当時英国領だったインドに移り住む。十二歳のときに英国へもどるが、その後もインドとを行き来して暮らした。一九三五年に作家として活動をはじめ、おとな向けや子ども向けに数々の作品を生み出した。作品は長編小説、短編小説、戯曲、詩など多岐にわたる。日本で紹介されている子どもむけの本に、『人形の家』(岩波書店)、『ねずみ女房』(福音館書店)、『バレエダンサー』(偕成社)、『ディダコイ』(評論社、ウィットブレッド賞)、『ねずみの家』『おすのつぼにすんでいたおばあさん』『帰ってきた船乗り人形』『すももの夏』などがある。

「2019年 『ふしぎなようせい人形』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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