エーミールと探偵たち (ケストナー少年文学全集 1)

著者 :
制作 : ワルター・トリヤー  高橋 健二 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 124
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001150513

感想・レビュー・書評

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  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「家族・人間関係」で紹介された本。

    あれ?この本もまだ登録していなかったのか??この辺りもそろそろ読ませたいところなんだけどなぁ。

  • やっぱりモダンでスマート。途中で登場するケストナーさんのような大人になりたかった。

  • 番外編02 第1回ビブリオバトルinなわて なわてvsいこまで発表された本です。 テーマ「大人も楽しい!子どもの本」

  • エーミールや探偵たちみたいないい子が、最後にいい目に逢うのはとても気持ちいいなあ。

  • エーミールがお婆ちゃんの家に行くのに、途中でお金を盗まれて、知らない街の子供達と犯人を捜しに行く。エーミールみたいに旅がしたいなぁ、と思った。

  • “彼はハンケチを指にまきつけて、泣きました。もちろん、ちょっとばかりの血のためではありません。二週間まえ、彼は街灯の柱にぶつかって、もうすこしで柱を折るところでした。エーミールのひたいには今でも、こぶが残っているほどでした。それでも、彼は一秒間だって泣きはしませんでした。
    お金のために泣いたのです。おかあさんのために泣いたのです。その気もちのわからない人は、たとえどんなに勇敢でも、どうにもなりません。エーミールは、おかあさんが、おばあさんのために百四十マークをため、彼をベルリンにやれるようにするのに、どんなに苦労して働いたかを知っていました。それなのに、むすこときたら、汽車に乗ると、すみっこにもたれて眠りこんで、きちがいじみたことを夢にみ、あさましいやつにお金をぬすまれてしまったのでした。彼は泣かずにいられたでしょうか。さてどうしたらよかったでしょうか。ベルリンでおりたら、おばあさんに、「さあ、着きましたよ。でも、お金は一文もあげられないんです。それはご承知おきください。それより、すぐ汽車賃をください。ノイシュタットに帰れるように。でないと、ぼくは歩いて帰らなければなりません。」といったらよいのでしょうか。
    それはたいしたことでした!おかあさんは倹約したかいがなく、おばあさんは一ペニヒももらえないのです。彼はベルリンにいられませでした。うちに汽車で帰ることもできませんでした。何もかも、子どもにチョコレートをやり、眠っているようなふりをしたやつのせいでした。しまいにあいつが、残らずまきあげてしまったのだ。ちぇっ、腹黒いやつめ、あれが紳士なのか!”[P.77]

    訳し方に最初はちょっと戸惑いつつも。
    エーミールがちゃんと考えてるのが分かる。
    面白かった。

    “「ええ、あります。」とエーミールは説明しました。「少年たちがきのう集めてくれました。それから、クライト・ホテルの門番が十マーク貸してくれました。」
    「ほんものの探偵だね!すごいやつらだ!」と警部補はうなりました。しかし、その声は、たいそう思いやりがあるようにきこえました。「じゃ、ティッシュバイン、きみは地下鉄でアレキサンダー広場に行き、刑事係のルリエ警部補に面会をもとめなさい。あとのことは、そこできっとわかる。きみのお金もかえしてもらえる。」
    「さきに門番に十マークかえしてきてもいいですか。」とエーミールはたずねました。
    「もちろん。」”[P.168]

  • 色褪せない愉快さ

  • 私の読書の原点。本当に楽しくて何回も何回も読み返した名作。自分も探偵たちに混じりたくって仕方なかった。
    序文の始め方が今でも秀逸でかっこいい!
    これといい、リンドグレーン作品といい、子供の時は岩波書店の西洋児童文学に本当にお世話になりました。

    ちなみに、「山高帽」のことをずっと「ノッポさんみたいな帽子」だと思っていた。

  • ケストナーの本らしい、親思いのよい子が主人公。こういうよい子は大好きです。それから、よい大人もたくさん。こういうよい大人は、大歓迎です。もう少し子供が賑々しいほうが楽しいかもしれないと思いました。
    いかんせん翻訳が古くて、今とそぐわないところがたくさんで、そこに少し、というか大分違和感を感じました。新訳を選べばよかったかもしれない。

  • 母から預かった大切なお金を盗まれてしまった少年エーミールが、ベルリンの少年たちと協力しながらその犯人を追いつめる物語。自分がした悪いことで、この世の終わりのように自分を責めたり・・、大人のような手際の良さで探偵団を組織し、各自が自分の役割をまっとうしたり(しなかったり)・・。こども心を思い出させてくれます。

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