- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001150681
感想・レビュー・書評
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名探偵を自任するカッレの前に初めてあらわれた、‘本当に’あやしい人物。カッレはひそかにその身辺を探る。
宝石泥棒の追跡はスリルあふれる特別な出来事であるが、ばら戦争ごっこを中心とするカッレの日常もまた、胸躍る楽しい瞬間に満ちている。これこそ、輝ける子ども時代を描いた児童文学の傑作だ!こんな本があと300冊くらいあったら、小学生はつまらない本を読まずにすむと思うのだが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お次はカッレくんシリーズ。ピッピほど有名ではないけれど、名作に数えられるお話。ちなみにわたしは、カッレくんシリーズの方がお気に入りだった。
謎解きももちろんのことながら、白バラと赤バラの戦いも非常に魅力的。子どもたちの真剣に、全力で日々を生きているが故の高揚感、緊張感といった気持ちをありありと描いていて、リンドグレーンの、子どもをまるごと見つめている視線が感じられる。三巻目のラスムス坊やの描き方もまた、カッレくんたち三人との年齢差をうまく描いていて、さすがだなぁと思う。
時代を越えて、これから先も愛され続けてゆくであろう、そうであってほしい本。読んだことのない方は、ぜひご一読を。 -
サーカスごっこや戦争ごっこといった子どもらしい遊びを存分に楽しんでいる、一昔前のスウェーデンの子どもたち。そこに怪しげなエイナルおじさんが現れる。
カッレくんは、眠っているエイナルおじさんの指紋を取るという大胆不敵なことをしたりしながら、自分の持っているいろんな証拠を突き合わせ、推理を進めていく。
ラストは大ピンチからの大逆転!
ハラハラ、ワクワクがいっぱい詰まった物語だと思う。 -
子供で探偵ができるなら、やってみたいと思った。
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13歳少年カッレは、探偵好き。
名事件を友人アンデス、ロッタと解決!!
スゥェーデン。 -
最初は本当に探偵の物語なのかと思うくらい犯人がでてこないので面白くなかったけど、最後は犯人を追いかけての逆転劇が面白かった!!!
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探偵に子供の頃、なりたかったわ…
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ちょっと怖かったけど、おもしろかった
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H24.12.31
子供の頃に買った本、読み返した。
子供らしい気持ちに戻って、ワクワク・ドキドキして読めた。長靴下のピッピの作者。 -
ストックホルム、スウェーデンなどを舞台とした作品です。