カイサとおばあちゃん (リンドグレーン作品集 23)

制作 : ニイマン  石井 登志子 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 20
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001150933

感想・レビュー・書評

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  • リンドグレーンのものとしては、物語性がさほど強くなく、子供をスケッチした風の作品集となっています。リンドグレーンの観察眼の鋭さ、濃やかさには改めて感心させられました。子供というものがどんな存在であったかを思い出したければ、本書に勝るものはないと思わされるほどです。国籍も時代も超えた普遍的な子供像が生き生きと描かれています。

  • 短編集。
    「カイサとおばあちゃん」
    クリスマス前に骨折したおばあちゃんに変わりカイサはクリスマスのあめを広場で売る。
    「スモーランドの闘牛士」
    急に暴れ出してだれも近づけなかった牛に小さな男の子が優しく話しかけておとなしくさせる。
    「エヴァーかわいいビィアン」
    お母さんが入院している間おばさんの家に預けられたエヴァは可愛がってもらえない。おしまいにエヴァは?
    「少年サメラウグスとのことをちょっと」
    ウサギがほしくて仕方がなかったサメラウグスに訪れたチャンスとは。
    「足のわるいカールになにか生きているものを」
    足がわるくてベットからでられないカールに猫の赤ちゃんをあげるために・・
    「どっちがすごい」
    1週間違いで生まれた男の子二人が張り合って・・
    「姉と弟」
    姉がお話をしているときに弟がおかしな合いの手を入れるので話が変な方向へ進み・・
    「ペッレ、コンフセンブー小屋へ引っこす」
    小屋へ家出
    「プリンセス・メーリット」
    「お休みなさい、放浪のおじさん!」
    時代と地域性の違いなのかちょっとびっくりする話も入っている。

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プロフィール

1907~2002年。スウェーデンの国民的児童文学作家。「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」「ちいさいロッタちゃん」など数々の名作を生み、「子どもの本の女王」と呼ばれた。国際アンデルセン賞受賞。

アストリッド・リンドグレーンの作品

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