ちいさいおうち (岩波の子どもの本)

  • 岩波書店 (1981年1月1日発売)
4.19
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Amazon.co.jp ・本 (44ページ) / ISBN・EAN: 9784001151060

みんなの感想まとめ

自然豊かな田舎に建つ小さなおうちが、時の流れと共に都会に飲み込まれていく様子を描いたこの絵本は、静けさと寂しさ、そして帰郷への思いを繊細に表現しています。美しい絵と心温まる物語は、読者に田舎暮らしの良...

感想・レビュー・書評

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  • 表紙をよく見ると「Her story」と書いてある。
    ここに作者の思いがもうひとつ詰め込まれていたそうだ。
    ひとつは「人は自然豊かなところで生きた方がいい」ふたつめが「女性たちも自分の人生を生きよう」だそうです。
    歴史は「history」→「His story」、歴史は男性だけが作ってきたものではない、だから「Her story」と書き込んだそうだ。
    すごいなぁ。戦時中にアメリカで出版された絵本にこんな想いが込められていたなんて。

    田舎のとてもいい場所に建っていた小さいおうちが少しずつ都会に飲み込まれていって…
    そんな場所が今は沢山あるんだろうなぁと思うと良いのか悪いのか分からなくなる。

  • 子どもの頃から何度も読んでいる大好きな絵本。絵が綺麗。物語も素敵です。

    • りまのさん
      ゆーみんさん こんにちは!
      フォローのお返しをいただき、ありがとうございます♪
      「ちいさいおうち」ステキな絵本ですね。
      ゆーみんさんの本棚を...
      ゆーみんさん こんにちは!
      フォローのお返しをいただき、ありがとうございます♪
      「ちいさいおうち」ステキな絵本ですね。
      ゆーみんさんの本棚を見させていただきましたが、あったかい気持ちになれました。分かりやすいレビューも好きです。(*^^*)
      どうぞよろしくお願いいたします。
      2022/02/17
    • workmaさん
      ゆーみんさん
      はじめまして。

      バージニア・リーバートン、いいですよね!バージニアの描く今にも動き出しそうな、躍動感のある絵や、あたたか...
      ゆーみんさん
      はじめまして。

      バージニア・リーバートン、いいですよね!バージニアの描く今にも動き出しそうな、躍動感のある絵や、あたたかな眼差しが感じられる文章がとても好きです。『ちいさいおうち』、家の周りの風景が変化していくにつれ、家の表情が変化していくのが すごいな~とおもいます。
      自分のお気に入りは、『マイク・ミリガンとスチームショベル』『はたらきもののじょせつしゃケイティ』です。
      2023/03/12
  • 静かで自然溢れる田舎にポツンと
    建っている小さなおうちが
    四季そして年月を経て、町へと
    変化していく様子を描いた絵本。

    騒音と星が見えないほど明るい町へと
    発展していく中、寂しさを感じ、
    田舎に戻りたいと思う小さなおうち。

    最後は田舎に戻れて私もホッとしました。
    私たち人間も本当は昔のような
    田舎暮らしの方が伸び伸びと生きることが
    出来るのではないだろうか…。
    ふと、そんなことを考えさせられました☺︎

  • ちいさいおうちのお話し。


    「まちにすんだら どんなきもちがするものだろう。」…



    やがて周りが都市化して街になり、住んでみて思ったのは “いや” という感情でした。



    そして、まえいたような ひろい野原のなかにある ちいさな丘にもどります。



    「ああ ここがいい。」…
    ちいさいおうちは そう おもいました。




    自分とちがうなにか、自分にないなにか。そんなないものに心惹かれることはあるけれど、一番心が安らぐのは、自分が生まれ過ごしてきたような、そんな場所なんだろうな。


    大きいサイズの本もあるようですが、ちいさな本も可愛くて好きです。
    ストーリーも、絵も、とても良かった!

  • よくある右に絵、左に文って感じの絵本だった
    文も読点でいい塩梅に改行されていて、飽きないような工夫だったのかな?とおもう

    感情豊かなちいさいおうちを見てるだけで結構癒されるし、起承転結がしっかりしていて読みやすい!また読みたいな

  • 3y11m
    途中の電車の絵が好き。リクエストされた。
    長いお話だけれどしっかり聞いていた。
    時代を超えても変わらないもの。ちいさいおうちは屋久杉のようだと思った。

  • 娘が大好きだった絵本

    私も大好きだった絵本

    何度も何度も読みました。

  • 6歳の子どもにとって、少し長めだが、ストーリーはわかりやすく、絵もきれいなので何度も読んでとせがまれます。(息子にとっては、ママに長い時間をかけて読んでもらうことに意味があるのかもしれません)。
    前半は「ちいさいおうち」は動くことがなく、固定された場所をえがいており、ただ周りの風景が変化していく、という描き方も子どもにとってわかりやすいと思います。最初は季節の移ろいの変化、そして昼と夜の変化がわかり、美しいです。やがて田舎から都会へと変化。そういう変化が、この地球上におこるのだということが、幼い子どもにもわかるところが良いと思います。子どもにそこまでは求めないけれど、逆にいうと変わらないもの、普遍的なものの価値が分かります。終盤は「ちいさいおうち」のお引っ越し。
    都会の日陰にひっそりと残っていたおうちを、まごのまごのまごの女の人が見つけ出してくれる、という設定も素敵です。もう二度とまちには住みたくない、と思う「ちいさいおうち」。失ってみて初めて、自分がいた環境の素晴らしさに気づく・・・なんて教訓のための絵本ではもちろんないと思うけど、いろんなことが心にしっくりとくる素敵な物語です。

  • 不朽の名作。小型版で読んだり、大型版で読んだり。どちらもいい。

  • 田舎から都心に出て来た身にとっては、ちいさなおうちに自分を投影する部分があった。
    子供の頃の、田舎の美しさに帰りたい。
    でも親に守られていて気付かなかっただけの田舎の不便さは、今の自分が受け持つのはきっと無理。
    なので無事にすてきな場所に帰れたおうちちゃん(?)にほっとしつつも自分は帰れないんだなぁと少しノスタルジックを感じました。

  • 小さい時の絵に、誰もが描いたような、簡単な線の小さなおうち。

    それに命をふきかけました。
    きっと、時の移り変わりで、町から、引っ越した人、いると思います。
    自分の体験を、小さなおうちの気持ちで、あてはめて行くと、
    自分のおうちの気持ちが、伝わってきそう。

  • 子どものころから大切に持っている絵本。
    私が所有しているのは改版前の本文縦組みのもの。
    原書と判型も異なることからオリジナルとの相違が多々みられるが、この縦型のちいさな本だったからこそ、ずっと私の側にいてくれたのだと思える、愛しい本。

  • とても有名な絵本ですが、読んだことなかったので。(もしかしたら覚えてないだけで小さい頃に読んだかもしれませんが)
    読みおわり、最初に感じたのは絵本の割には、文字が結構多いなぁ!
    けど、全て平仮名なので、平仮名覚えたての子やある程度言葉の意味を理解し始めた子には、すごく良い本だなと思いました。
    暮らしが豊かに便利になることも大切でよいこと。だけど、元々あった自然や環境など本来からあるよいものが引き換えに失ってしまうこともあると理解した上で成り立つことを忘れちゃいけないということを伝えてくれるのかなぁと考えました。
    とても深い絵本でした。

  • 生まれてからずっとどちらかというと都会に住み続けている身からすると やっぱりしずかないなかで暮らしてみたいなと感じる
    というのも わたしはつきよにだんすするりんごの木を見たことがないから やっぱり見てみたいな 見ていたいよ
    にこにこのちいさいおうち、よかったね!

  • 子供のころ「引っ越してもまた、そこも都会になってしまうかもしれないのに」と思った

  • 一番大好きな絵本
    絵本を読むような歳じゃなくて、たぶん小学校中学年くらいのときに本屋さんでおばあちゃんに買ってもらったのを覚えてる
    ほんとうになんとなくこれがいいと感じたんだよな~いまでも大切にしている

  • 中古購入
    アメリカの絵本

    この話を面白いと思うかどうか…
    読んで物足りないと思うと
    もう一冊リクエストされてしまうので
    後回しになっていました
    またもやとり越し苦労で
    ちゃんと真意をわかったみたい
    (小さい頃の私は鈍いのでたぶん真意は分からなかったと思われる)

    「(自分のうちは)まちのほうがいいけど
    このいえはいなかのほうがいいからよかった」

    思ってたよりいろんなこと考えられるのだな
    ちょっと感心した
    ちいさなおうちが顔みたいで
    最後はにっこり笑っているようにも見え
    親子ともとても安心して
    すぐにお布団へ向かい眠れました

    文章の書き方が独特で
    左揃えでもなく右揃えでもなく
    センター揃えでもない
    風のふくまま気の向くままなのか
    何かの形を表しているのか
    ゆるやかな文体でそれもいい雰囲気

  • さすがロングセラーだけあります。
    変わりゆく時代に寂しさを感じつつも
    最後は…
    昔に戻りたくても、そうはいかない。
    けれど新しい希望が待っている。

  • これもとてもいい話だと思った

  • 5年生の息子へ

    田舎の自然豊かなでおおらかな環境に建てられたちいさなおうちは、退屈でまだ見ぬ都会に憧れます。時は過ぎ、ちいさなおうちのまわりも都市開発でどんどんと変わって行き、昔憧れた都会になっていきますが…。
    1950年頃描かれたお話ですが、今にも当てはまります。
    幼稚園上がる前に、近所のお宅で読ませてもらって、ずーっと心に残り、子どもにも何度も読んだ絵本です。
    絵も素晴らしく、読み継がれる本の代表だと思います。

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著者プロフィール

1909年アメリカのマサチューセッツ州ニュートンセンター生まれ。父はマサチューセッツ工業大学の学監、母はイギリス生まれの詩人で音楽家。バートンはカリフォルニアの美術大学で絵の勉強をするかたわらバレーも学び、1931年にボストンで絵の教えをうけた彫刻家ジョージ・ディミトリオスと結婚。以後、海べの小さな村フォリー・コーヴに住み、画家として、デザイナーとして、また絵本作家として活躍。
最初の絵本『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』は、長男アーリスのため、第二作『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』は次男マイケルのために描かれたもの。その他主な作品に『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』『名馬キャリコ』(以上、岩波書店)、『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』(福音館書店)ほか多数。

「2022年 『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー KATY AND THE BIG SNOW』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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