ちいさいおうち (岩波の子どもの本)

制作 : バージニア・リー・バートン  石井 桃子 
  • 岩波書店 (1954年4月15日発売)
4.19
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  • Amazon.co.jp ・本 (46ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001151060

ちいさいおうち (岩波の子どもの本)の感想・レビュー・書評

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  • 静かな田舎に建てられたちいさいおうちでしたが、時代が進むにつれて町はにぎやかになり、周りの環境が変わっていきます。

    自動車や鉄道など交通機関が発達し、一晩中明かりが灯って人々はどんどん忙しくなります。
    高いビルに囲まれ、ほとんど見えなくなるちいさいおうち・・・なんだかとても悲しそう。
    おうちに顔は描かれていないのにじっと見ていると表情があるように感じるのは不思議でした。

    最後に孫の孫のそのまた孫が見つけてくれて静かな田舎に引っ越すことができ一安心。
    でも、これは延々繰り返されることなのかも?とドキッとさせられます。

  • 丘の上の小さいおうちの周りは自然が豊かでとなりには池があり、夏は泳げて冬はスケートが出来る。子供とこんなおうちに住みたいねぇと話しながら読むと夢がふくらみます。
    ところが、徐々に開発が進み、街から都会へと変わっていってしまいます。
    ちいさいおうちはどうなってしまうんだろう…。このままでは壊されてしまうのでは…と心配になります。

    小さいおうちを取り囲む風景が細かく描かれていて美しく、ストーリー以外でも風景の変化したところを見つけて楽しめます。

    ちいさいおうちがジャッキで持ち上げられ、運ばれるシーンにびっくり!

    また丘の上で人が住むようになったときの小さいおうちが微笑んでいるようにみえ、心が温まります。

  • 子どものころから大切に持っている絵本。
    私が所有しているのは改版前の本文縦組みのもの。
    原書と判型も異なることからオリジナルとの相違が多々みられるが、この縦型のちいさな本だったからこそ、ずっと私の側にいてくれたのだと思える、愛しい本。

  • 子供心に、おうちの行く末をハラハラドキドキして見守りました。
    牧歌的な風景から灰色の町への移り変わり見ものです。
    引越し時、殆どの絵本を捨てられた中、これだけ救ったので
    思い入れは格別です。

  • 中古購入
    アメリカの絵本

    この話を面白いと思うかどうか…
    読んで物足りないと思うと
    もう一冊リクエストされてしまうので
    後回しになっていました
    またもやとり越し苦労で
    ちゃんと真意をわかったみたい
    (小さい頃の私は鈍いのでたぶん真意は分からなかったと思われる)

    (自分のうちは)まちのほうがいいけど
    このいえはいなかのほうがいいからよかった

    思ってたよりいろんなこと考えられるのだな
    ちょっと感心した
    ちいさなおうちが顔みたいで
    最後はにっこり笑っているようにも見え
    親子ともとても安心して
    すぐにお布団へ向かい眠れました

    文章の書き方が独特で
    左揃えでもなく右揃えでもなく
    センター揃えでもない
    風のふくまま気の向くままなのか
    何かの形を表しているのか
    ゆるやかな文体でそれもいい雰囲気

  • さすがロングセラーだけあります。
    変わりゆく時代に寂しさを感じつつも
    最後は…
    昔に戻りたくても、そうはいかない。
    けれど新しい希望が待っている。

  • 5年生の息子へ

    田舎の自然豊かなでおおらかな環境に建てられたちいさなおうちは、退屈でまだ見ぬ都会に憧れます。時は過ぎ、ちいさなおうちのまわりも都市開発でどんどんと変わって行き、昔憧れた都会になっていきますが…。
    1950年頃描かれたお話ですが、今にも当てはまります。
    幼稚園上がる前に、近所のお宅で読ませてもらって、ずーっと心に残り、子どもにも何度も読んだ絵本です。
    絵も素晴らしく、読み継がれる本の代表だと思います。

  •  むかしむかし、ずっといなかの静かな所に小さいお家がありました。小さいおうちは丘の上から周りの景色を眺めて幸せに暮らしてきました。
     ところがある日、いなかの曲がりくねった道を自動車がやってきて大きな道路を作り始めました。小さい家は自動車を見たのは初めてで、とってもびっくりしました。あれよあれよという間に大きな道路は完成し、車の行き交いも増え、ビルが建ち、電車が走り、人通りも増えました。小さい家は段々そこにいるのが嫌になりました。

  • 有名どころだけれどよんだことがなく、気になっていたので、図書館でよんだ

    孫の孫のそのまた孫の時まで、田舎の静かなところに立派に建っていた「ちいさいおうち」のお話し
    田舎が街になっていくなか、ぽつんと残されていく様子が、絵と文章で、とてもよく表されている
    電車や車で時間を節約(短縮)したぶん、季節感などの自然を消費してしまう
    便利になり時間短縮を覚えると、無意識にせっかちになるのかも知れない
    うまくバランスをとることが大切
    ちいさいおうちが引っ越せる・私たちが心休められる場所は、いつまでも確保しよう
    それにしても、すごい絵本だなあ

  • 静かな田舎にあるちいさいおうち。
    しかし次第に道路ができ、車が走り、工場が立ち、どんどん大きな町に…
    「環境問題」と声高に言わなくても、ちいさなおうちは大切なものは何かを静かに語りかけてくれます。

    最後のおうちの絵は笑っているように見えます。
    大人にも読んでほしい絵本です。

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