まりーちゃんとひつじ (岩波の子どもの本 カンガルー印)

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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001151145

感想・レビュー・書評

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  • まりーちゃんとひつじのぱたぽんのお話が2話収録されています。
    1話目、取らぬ狸の皮算用のような話で、軽快なリズムながら心情の理解がないと面白さの理解が追いつかないのではと感じます。未就学児には難しいかも。
    でも小学生になると「まあ買えないんだろうな」と予想がついて聞き流してしまう。
    2話目も展開は普通なわりに話が冗長。幼児は長すぎて聞けず、小学生は展開が読めすぎて面白くないとなりそう。

    悪い話ではないんだけど、お話を気にいるジャストの年齢がものすごくせまい。他に優先する絵本はもっとありそうかな…。

  • 中古購入
    海外の絵本
    シリーズもの

    くりかえしを楽しむお話なんだけど
    読み手にとってはちょっとくどい
    歌うようなセリフがまだうまく読めないので
    まさか10まで続くのかと思った頃に
    まりーちゃんの妄想が終わって一安心(笑)
    まりーちゃん(人間)とぱたぽん(羊)の
    感性の違いを感じて
    うふふってなる

    予想していなかった二本立て
    『まりーちゃんのはる』は
    いなくなったあひるの までろんを探す
    さっき思ったんだけど
    表紙は題名と絵がちぐはぐだね
    泣いているまりーちゃんはこちらの話の絵だよね
    こちらは一緒に探してくれた
    ぴえーるくんととっても仲良しになるのだが
    下の子はその挿絵を見て
    恥ずかしそうに
    なんか…すきあってる(好き合ってる)みたい…
    と 自分の好きな子を思い出しているようだった
    さっきまであんなに までろんのこと心配してたのに
    もう忘れちゃってるみたい(笑)
    女の子は恋バナが好きだねぇ

  • こどもの頃、大好きだった本。
    何が好きなの?
    理由は?
    と問われても、子供のころは答えられなかったけど .....

    まりーちゃんにとって パタポンは夢
    子羊を何匹産むかで将来がひらけてくる。
    子羊をまつ、それは楽しい時間。

    パタポンは結局 一匹しか子羊をうまない。
    でも、まりーちゃんは幸せ。

    だって可愛いでしょう?
    幼子ってそういうものだ。。
    たとえ思い通りにならなくても、幼い子供は 幼い子供というだけで無条件に可愛い。

    我が子を虐め、挙句に命を奪ってしまう事件が起こるたびに、その親たちも気の毒に思う。
    もちろん、許されない、許されないのだけど、あの可愛い生き物を、ただただぼんやりと眺め抱きしめてれば幸せになれる、そう感じなかったのは、なぜだろうか?
    不安だったの?
    疲れていたの?

    まりーちゃんの感じたシンプルな幸せすら、すり抜けてしまうのか ......

  • 「まりーちゃんとひつじ」と「まりーちゃんのはる」の2編収録。

    「まりーちゃんとひつじ」
    マリーちゃんのひつじのぱたぽんが子供を産んだら…。
    1匹だったら毛をって売れる、2匹だったら…と想像を膨らますマリーちゃん。
    でも、ぱたぽんはその度に自分たちは原っぱで暮らすから自分たちには必要ないという。
    繰り返しのパターン。
    結局生まれたのは1匹で、マリーちゃんが自分の手袋を編める程度の毛しか取れなかったけれど。

    「まりーちゃんのはる」
    あひるのまでろんがいなくなってしまった。
    マリーちゃんとぱたぽんはあちこちに行って探すけれど、見つからない。
    行く先々の人に聞いても、みんな知らない、と。
    ジャン・ピーエルという男の子に会いその男の子の家に行くと、5匹しかいないはずのあひるが6匹。
    そのうちの1匹がまでろんだったのだ。
    そうして、マリーちゃん、ぱたぽん、までろんの仲良し3人組にピエールが加わって、仲良し4人組になったのだった。

    ぱたぽんとかまでろんとか名前に記憶がある。
    と思ったらそれなりにシリーズで出ているらしい。
    「まりーちゃんとおおあめ (世界傑作絵本シリーズ)」を読んだことがある。

    マリーちゃんの春、って季節的な意味じゃないことにびっくり。
    おしゃまさん。

    ぱたぽんとまでろんという名前がかわいい。

  • ひつじが何匹産まれるかの話

    子どもとしてはあまり気に入らなかったみたい。

  • 5歳3ヶ月
    娘にはあまりハマらなかった

  • 二個目のお話のほうが好きだったようです。までろんがおぼれたかも…のシーンは一緒に悲しんでいるようでした。

  • 目次
    ・まりーちゃんとひつじ
    ・まりーちゃんのはる

    まりーちゃんはひつじのぱたぽんと仲良し。
    いつかパタポンに子どもが生まれたら、あれを買ってこれをして、二人で楽しく暮らせるわ。

    なんと小さな子ども向けの絵本なのに、捕らぬ狸の皮算用です。
    それでもまりーちゃん、狸を捕れなくても嬉しそうにしています。
    だってパタポンががっかりするとかわいそうでしょう?
    まりーちゃんったら、大人。

    『まりーちゃんのはる』は、あひるのまでろんが行方不明になってしまう話。
    まりーちゃんとぱたぽんは探しに行きますが、誰もまでろんを見ていません。
    まりーちゃんはなきました。
    それが表紙。

    けれど最後は新しいお友だちも増えて。

    どちらも繰り返しの多用が楽しい作品。
    シンプルで温かみのあるイラストとともに、ちいさな子どもとゆっくり楽しめる絵本。

  • かずの概念にもよさそう

  • 4歳
    幼稚園でも読んだらしくてお気に入り。

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著者プロフィール

フランソワーズ

「1968年 『まりーちゃんとおおあめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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