やまのこどもたち (岩波の子どもの本)

著者 :
制作 : 深沢 紅子 
  • 岩波書店
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  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001151169

感想・レビュー・書評

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  • 100点。とっても大好きな本なのに、現在品切重版未定とのこと。

    東北(つまり冬は雪がつもる)の山間の村のこども、たけちゃんをとおして、その村の四季や、こどものあそびや生活を体験できる。

    いたずらっこのたけちゃんは三人きょうだいのすえっこで(兄と姉がいる)、家にはおばあちゃんもいて、犬のジョンやねこもいる。
    お正月には正月用の魚を買って、囲炉裏でその魚を焼きながらおばあちゃんが「かれっこやいて」(←有名なわらべうた)を歌ってくれる。これって最高のシチュエーション!

    ぱっと見地味だけど、読んであげると子どもも引き込まれる。
    小学校低学年までにぜひ、家の人や、先生が読んであげてほしい。

  • やまのひと昔前の穏やかな、良き生活が描かれている

  • 昔はどこの村にも普通にあった、自然と共に生きる子どもたちの暮らし―就学前の小さな男の子(たけちゃん)と、その家族や近所の友だちの春夏秋冬を描いた絵本です。
    今では、多くの人が自然と切り離された環境で日々の生活送っています。そのため、大人はこの本を読むと「こんな古い話を子どもが楽しむだろうか」と、疑問に思うことでしょう。確かに、草木を使ったままごと遊びや木登り、家族そろって囲炉裏端で迎える年越しなど、事柄そのものは子どもたちが体験し得ないものです。それでも、春を迎えた素朴な歓びや、迷子になったときの心細さ、たけちゃんの子どもらしい意地の張り方
    など、読んでいくと主人公に気持ちを添わせて楽しめる部分がたくさんあることに気がつきます。お話はちっとも古びていないのです。どうぞ、見た目や出版年の古さに躊躇せずに子どもたちに読んであげてください。物語の楽しさは必ず子どもたちに伝わります。姉妹編『やまのたけちゃん』も合わせて、読んでみてください。
    (教文館ナルニア国店長 川辺陽子)
    NL75号2014年12月発行

  • 石井桃子さんの創作絵本 岩波の子どもの本

    やまの春夏秋冬をこどもを主人公にして描いている。
    素朴な山の生活は自然とともにある

    たけちゃん
    てるちゃん
    よっちゃん
    いぬのじょん

    自然の移り変わり

    はる~うめのはな
    なつ~なしの木
    あき~うんどうかい
    ふゆ~おとしこし

  • とても素敵な本。最高です!
    心の豊かさを再確認させてくれる本だと思う。

  • 舞台は私の両親の世代なのに、懐かしいと思うのは、海外に暮らす今、心に浮かべる故郷日本の美しさとか素朴さがここに描かれているからでしょうか。実際は、一時帰国しても、近所の公園は宅地に変わり、元気に走り回る子供達の声もあまり聞かれないのに・・。
    子供達は日本のうつりゆく季節の美しさと、その時々の楽しみを、わくわくとした顔で聞き入っていました。肩の上に人が乗ってそのまた上に乗って・・と皆が木の上に軽々と登ってしまう所は「私もやってみたい!」でしたし、お魚を焼きながらの「かれこやいて・・」のわらべうたは3人声を合わせて歌いながら味わいました。
    最後は、日本の寒い冬のお正月は良いなぁとしんみり。

  • 1956年12月1日

  • 少し昔の山の生活の四季を子どもの目線で描いた絵本。
    挿絵が美しい!

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