ふしぎなバイオリン (岩波の子どもの本)

  • 岩波書店 (1976年9月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784001151268

みんなの感想まとめ

音楽の不思議な世界を描いたこの絵本は、カラフルなイラストとシンプルな線で描かれた登場人物たちが、心温まる雰囲気を醸し出しています。ページをめくるたびに、バイオリンの奏でる音色が視覚的に表現され、読み手...

感想・レビュー・書評

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  • この本は、本屋さんや図書館でも、ぜひ表紙が見えるように飾ってほしいなと思います。
    背表紙ではあっさりした本に思えますが、表紙からはとても楽しそうな空気感が伝わってくるからです。

    ページをめくるたびに、バイオリンの奏でるふしぎが、カラフルな色使いで次から次へと広がります。
    本に登場する人たちの顔は、とてもシンプルな線で描かれていて、しかもほとんどの人はいつもほほ笑みを浮かべています。

    気持ちのすさみやすい今、ページをめくるたびに目にする登場人物たちのやわらかなほほ笑みは、読み手の心にもやさしさをプレゼントしてくれます。 

    小1の娘に読み聞かせをしましたが、「なけなしのぎんかをはたいて」「やどなし」「めうし」そしてわたしもわからなかった「いかけや」などなど、今ではなかなか聞けない言葉も出てきました。
    娘にはその都度、言葉の補足をしながら読み聞かせしましたが、そのまま読み通しても話はわかったと思います。

    「ふしぎなバイオリン」というお話なので、言葉の意味は補足せず、そのまま言葉のひびきを「不思議なひびき」のまま味わえたのかも、と読み終わってから思いました。

    ですので、「ふしぎなバイオリン」を初めて読み聞かせするときは、まずそのまま読み通してみるのをオススメします。
    もしお子さんが言葉の意味を尋ねてきたり、2回目以降の読み聞かせでは、言葉の意味を補足してみるといいかもしれません。

    それでは、ふしぎなバイオリンの奏でる世界を、どうそおたのしみください。

  • ファンタジー とってもよい!
    谷川俊太郎(訳)
    「いかけや」という職業名が分かりなくくなってしまったのが、残念。

  • 長女が図書館で借りてきた本。
    絵がよくて手にとって読んでみました。
    音楽の楽しさをビジュアルにしたらこんな感じになる。
    すてきな絵本です。

  • 嬉しくて楽しくて幸せな気持ちがバイオリンの音色になって、それが目で見えるとしたら、こんなふうに世界が彩りに満ちてるんだろうなあと思う。カラフルでステキな絵。
    あまり使わないちょっとわかりづらい言葉があったので、子どもは理解しづらかったかも?

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
    コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
    (送り先の住所などはここに書かないでください

  • 私は気に入ったけど、こどもは普通っぽい。

  • なんてカラフルでワクワクするお話でしょう!なんだか楽しくなっちゃうお話です。

  • 言葉だけだと、ほのぼのしてるなぁという感じですが、バイオリンの曲を聴きながらだと、とっても世界に浸れそうな気がします。

  • これは大変素晴らしい!なんて素敵なお話なんだろう!!
    想像力も豊かで、とても発想が面白かった。

  • ずっとずっと探してた!ゼリー!ゼリーです!

  • パトリックはなけなしの銀貨をはたいて買った1丁のバイオリン。パトリックがそのバイオリンを弾くとすてきなことがゾクゾクと起こります。

    池の魚は飛び出して歌をうたったり、りんごの木はアイスクリームやお菓子が実ります。パイプからは花火がなり、牛のぶち模様はカラフルなほし模様に。

    こんなすてきなバイオリンあったらいいな、なんとも楽しくなる一冊です。

  • 谷川俊太郎訳 1976.9.24発行
    訳がちょっと変わっている。言葉のリズム、今では使われなくなった言葉-いかけや。登場人物の名前が太字-パトリック。

    楽器を弾くと物が変わる、という筋はよくあるものなのに、何故か奇妙な感じがする本。夫も「違和感があった」と言っていた。
    考察してみるに、変化の仕方が僅かずつであり、かつ非現実の事が起こるからではないか。①魚が空を飛び回り、みんな違う色をして唄まで唄う ②こどもの紐がリボンに変わる ③リンゴの木の葉が綺麗な色に変わり、実は梨やバナナ、お菓子アイスクリーム、バタートーストに変わった ④鳩が見たこともないうつくしい鳥になった ⑤白黒のぶちのめうしが色んな色の星模様になった ⑥やどなしのパイプから出る火花が花火になった ⑦いかけやの健康が戻って幸せになった。絵のとぼけた感じも奇妙さを増させていたと思う。

    分析してみると奇妙感が減った気分だ。よく分からないという事が、奇妙さの元だったのか。(2011.2.14)

  • このほんは、パトリックというわかものがバイオリンをかってそれをひくといろんなことがおこるおはなしです。
    もしぼくがそのバイオリンをかったら、こまっている人をたすけたいです。おもしろいので、ぜひよんでください。

  • 子供の頃、大好きでボロボロになるまで読んで、
    挙句の果てにはどこかに飛んで行ってしまった本を
    ネットで探し、購入した。
    ついに果たした、数十年ぶりの感動の再会。

    かつて幼い自分がとてもワクワクさせられた、
    ポップで鮮やかな色彩がキラキラと眩しい絵は、
    大人になって読んだ現在も、変わらぬ魅力で
    ページをめくる私の心をときめかせる。

    今回の再購入に際し、
    色々と調べている内に知った事だが、
    訳はなんとあの詩人の谷川俊太郎さんだった。
    そういえば、谷川さんらしい、
    この楽しい絵にぴったりの、
    ユーモア溢れた、軽やかで楽しい
    おしゃべりをしているような訳である。

    当時、今の私と同じ位の年齢だった母親が、
    沢山の絵本が並んだ本屋の棚から、
    よくこんなハイセンスで素敵な本を見つけ出したな、
    なんて、ちょっと感心してしまった。

    クリスマス、小さな子に
    プレゼントしてあげたくなるようなハッピーな絵本。

  • ろてんで古いバイオリンを買ったパトリック。そのバイオリンを弾くと、次から次へとすてきなことが起こります。私が大好きだったのは、りんごの木においしそうなものがたくさん実るところ。トーストからしたたるバターが本当においしそうなのです。本はもうぼろぼろで、絶版なのが残念。

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著者プロフィール

1932年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学、チェルシー美術学校で学ぶ。ケイト・グリーナウェイ賞、ボローニャ・ラガッツィ賞のほか、1999年にはイギリス王室から初代名誉児童文学作家の称号を授かり、2002年には国際アンデルセン賞も受賞、イギリスを代表する児童文学作家のひとりに数えられている。挿絵では、ロアルド・ダールの作品など多数ある。

「2019年 『本気でやれば、なんでもできる!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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