ふわふわくんとアルフレッド (岩波の子どもの本 カンガルー印)

  • 岩波書店
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001151305

作品紹介・あらすじ

アルフレッドとくまのふわふわくんは、赤ちゃんのときから大の仲よしでした。ところが、新しいとらのしまくんの出現で、ふわふわくんはいつのまにか仲間はずれに。悲しみのあまり、ふわふわくんは…。

感想・レビュー・書評

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  • 小さかった息子も娘も大好きだった一冊。笑い転げた思い出があったのだけれど、今回、娘がクスリと笑うだけだったのが印象的。
    お姉さんになっちゃったのね、、、とシミジミしてたら、
    「そんなこと言われても困っちゃうよねー。どうしたらいいんだろ」と、娘が頭を抱えだしたので笑いました。
    増えに増えた、我が家のぬいぐるみ達。娘は、その箱を覗き混んで唸ってました。まだまだ可愛い娘さん。

  • 自分が作ったヴォルドルフ人形が
    寂しげな表情をしている気がして気になっている。
    くまのアルフレッドとかさなった。

  • <岩波の子どもの本>創刊70周年記念リクエスト復刊で読者に選ばれた7冊のひとつ。わたしは今回はじめて出会った。原題は「FUZZY AND ALFRED」、石井桃子訳。
    くまのふわふわくんはアルフレッドくんがうまれたときからの相棒だけど、そこに新しいぬいぐるみがやってきてアルフレッドは新しい子に夢中になってしまって、さてふわふわくんはどうするか。意外と主張がはっきりして行動派のふわふわくんにびっくりした。

    ちなみに他の復刊書のうち「せんろはつづくよ」と「なつのゆきだるま」は前の復刊のときに入手している。

  • アルフレッドとくまのふわふわくんは、赤ちゃんの時から仲良しでした。でも新しいとらのしまくんの出現で、ふわふわくんはいつのまにか仲間はずれに。
    .
    大きくなって興味がなくなったり、新しい物に目がいってしまうのは仕方のないこと、どうしたってお気に入りは変わるものですね!
    .
    でも遠くに追いやられてしまったふわふわくんは何故遊んでくれないの?と主張します、抗議します。
    友達に忘れられてしまった彼は、ただ悲しむだけではなく、アルフレッドの気をひこうとして、なにやら色んなことをやり始めます。またそのやることなすこと小さな子のいたずらのよう…。
    でもそうこうしながら仲直り!
    .
    「どうしてだか、わたしたちは しってますね!」

    最後のページにはこんな言葉が!
    秘密を共有して、友達になれるような文が添えてあります。

    大人の知らないところで築き上げることのできる子供達の力にも気付かされます。
    .
    初版は1977年。
    でも少しも古びた感じがせず、絵の優しい雰囲気と石井桃子さんの柔らかい文章がマッチした心地の良い絵本です。
    .
    岩波の子どもの本、創立70年記念でリクエスト復刊されました。
    他にも6冊復刊されていて、また素敵な絵本が私達の手元に届くことになり、もう感謝しかありません。
    ありがとうございました。
    .
    #ふわふわくんとアルフレッド
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    #ドロシーマリノ 文・絵  #石井桃子 訳
    #岩波書店



  • 読了

  • ふわふわくんの拗ねた態度を直球で表現してるのが共感できる。

  • こどもの頃、何度も読んでもらった大好きな絵本。
    1977年の初版本は思い出が詰まった宝物。

  • 忘れられるおもちゃたちの話は多いけれど、ふわぐわくんはだまっちゃいなかった。戦うトイストーリー。

  • 2017.9.19

    アルフレッドが泣いたのは、自分がふわふわくんを大事にせず怒らせ悲しませて追い詰めてしまったから?ふわふわくんの行動が怖かったから?でも大事なものに違いはなかった。ずっと大事にしていたものがあるのに新しいものに目移りすることは誰にでもあること。ものだけじゃなくて人だって。みんなのそれぞれの「ふわふわくん」。手の届くところにいつでもあると思っていたものが手の届かなところにいってしってはじめて気がつくこと。ドロシー・マリノの絵本の愛らしさ。石井桃子さんの文章はやっぱりシンプルでわかりやすくて温かい。大きなものに包まれる。

  • なぜよもうと思ったのか忘れたけれど、借りた。

    おもちゃのくまの ふわふわくん と、男の子のアルフレッドは、幼い頃からの友達。
    ところがある日、新しいおもちゃのとらの しまくん がやってきて、アルフレッドはしまくんとばかり遊ぶようになってしまう。

    うーん……途中までは良かったけれど、これはどうなんだろう。
    『かしこいビル』のようなおもしろさもない。

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