名馬キャリコ (岩波の子どもの本 カンガルー印)

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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (58ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001151572

感想・レビュー・書評

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  • 躍動感がすごいの。めでたしめでたしでよい気持ちになれます。

  • 西部劇に出てくるような世界が舞台のお話です。
    3才の男の子にはちょっと長いかなと思ったのですが
    ストーリーが面白いらしく、毎晩読んでとせがまれます。

    お話が3部構成のような印象なんですが、きちんと筋道が通ってるし
    挿絵がさすがバージニア・リー・バートンといった感じです。

    ストーリーでも、デザインでもすばらしい作品と思います。

  • 「名馬のキャリコは,仲よしのカウボーイの少年ハンクといっしょに,牛をぬすんだ5人組の悪漢どもを相手に大活躍.追いつ追われつの大活劇がスピーディーに展開する,コマ・マンガふうの楽しい絵本.」

  • マンガのようなコマ割りの絵が表紙の裏一杯でした。物語として満足出来る作品ですよね。

  • これもきっと気にいるかどうかは差があると思います。

    一度読んで反応があまりよくなかったら、もう少しあとでもう一度読んであげるといいかも。

  • これはいい話! さすが名馬ですね。

  • 名馬キャリコとそのカウボーイ、ハンクが悪漢5人から村を守る。

    言葉の語調がよくてテンポがいい。

    最後には悪者5人はクリスマスに子供たちに優しくするほど改心する。
    ハンクはキャリコと息が合っているけれど、キャリコの方がメインでキャリコが悪者を退治したという感じ。

  • ドラマのあるいい作品でした。
    「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」みたいなモノトーンの挿し絵もとても素敵だったけれど、
    なにより瀬田さんの訳が最高です!
    「あっかん」なんて言葉、ひさびさに聞いたし、そのあっかんたちのネーミングも素敵で、ひとつひとつ言葉がリズミカルで、けっこう文の長い絵本なのに、ちっとも中だるみしませんでした。
    早く娘が楽しめる年になるといいな!

  • カウボーイと馬が出て来る
    男の子が大好きそうなストーリー
    絵は版画?でモノトーンで描かれているけれども
    躍動感、勢いが感じられる。

  • [ 内容 ]
    名馬のキャリコは、仲よしのカウボーイの少年ハンクといっしょに、牛をぬすんだ5人組の悪漢どもを相手に大活躍。
    四コママンガふうの楽しい絵本。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 絵本というよりコミックみたい。
    それも、昔の手塚治虫みたいな…。時代的には絵本の方が先だと思うけど。正義が勝つ、というシンプルな構成が安心して読めるし、ホッとする。

  • まず、せたていじさんの訳がいいねぇ。日本語の教科書にしたいくらい。

    バートンの絵もモノトーンにもかかわらず、ダイナミックな版画のようで冴え渡っています。この絵によって、あらゆる可能性を絵本に感じられるます。

    そして、ストーリーは悪人たちをも更正させてしまう名馬キャリコの賢さで結ばれます。バートン作品は、人間以外の存在にたましいと可能性を見出す視点がありますね。

  • 漫画のように絵のカット割が多い。
    名馬キャリコが悪漢たちの悪事をあばき、制裁する。最後には悪漢たちが改心する。
    「ばらしやボーンズ」「へびの目パイゾン」「はげたかベイツ」など、みんな名前の前に呼び名が付いているのがかっこいい…

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著者プロフィール

1909年アメリカのマサチューセッツ州ニュートンセンター生まれ。父はマサチューセッツ工業大学の学監、母はイギリス生まれの詩人で音楽家。バートンはカリフォルニアの美術大学で絵の勉強をするかたわらバレーも学び、1931年にボストンで絵の教えをうけた彫刻家ジョージ・ディミトリオスと結婚。以後、海べの小さな村フォリー・コーヴに住み、画家として、デザイナーとして、また絵本作家として活躍。
最初の絵本『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』は、長男アーリスのため、第二作『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』は次男マイケルのために描かれたもの。その他主な作品に『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』『名馬キャリコ』(以上、岩波書店)、『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』(福音館書店)ほか多数。

「2022年 『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー KATY AND THE BIG SNOW』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バージニア・リー・バートンの作品

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