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- Amazon.co.jp ・本 (57ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001152647
感想・レビュー・書評
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このシリーズは小さい頃読んで、心に残っている。中でもこの巻は好きだった。この本で、中置記法、前置記法、後置記法に初めて出会った。対比してみるに本当に面白い。深い内容であるが、はじめて出会うコンピュータ科学の名の通り、子供向けに、マーエ国、ウシーロ国、カッココッカ国という名の架空の国家の言語だとの体で書かれている。
普通我々がなじんでいる「1+2」と書く方法が中置記法、演算子を前に出して「+12」と書くのが前置記法(ポーランド記法)、演算子を後ろにして「12+」と書くのが後置記法(逆ポーランド記法)。変なの、と思うかもしれないが、記法によって( )かっこが要らなくなるのが不思議な性質だと思う。
巻末の「大人のためのあとがき」で舞台裏をちらりと見せてくれるのがまた面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
RPN式計算機の背景となる(動詞の)後置法について。
『線路を使った直し方』はよくできている。シリーズの他の本もよんでみたい。
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