いもむしのカミーユ (にわの小さななかまたち)

著者 : アントゥーン・クリングス 奥本大三郎

• 岩波書店 (2001年9月10日発売)

感想・レビュー・書評

[えいじさんの感想 · 2022年10月19日]

絵がかわいい。

[minatoさんの感想 · 2005年1月7日]

色づかいのきれいさに惹かれて借りてきました。ウンガロのデザイナーをされていたと扉にあり、納得。
ねえさん達と楽しく暮らしていたカミーユがたった一人、ちょうちょうになれないまま、取り残され、いじわるをされてしまうのですが、カミーユはそれを悲しむことはあっても、恨むことはなく、淡々と現実を受け入れ、最後はきれいな蝶になります。カミーユの心のうつくしさが胸に残る一冊です。
この本は『にわの小さななかまたち』というシリーズになっているので、他の本も読みたいと思っています。