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Amazon.co.jp ・本 (220ページ) / ISBN・EAN: 9784001155174
感想・レビュー・書評
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近所に人も増え、開拓によって環境収容能力が決して大きくないところに1000頭のオオコウモリが突然現れ、それまで棲んでいた動物たちは餌不足でお腹をすかせて不機嫌になって争いを始めます。餌不足で人に依存するようになった野ネズミの駆除に毒えさをまいた人間がいたようで、死んだネズミを食べたトビが死んで発覚。毒入りの餌を仕掛けた人を探しにレンジャーも動き出します。
オオコウモリはそれまで棲んでいた川向こうの森を人間が開発して木を切り倒したので引っ越してきたのだ。月の精霊キーティングがオオコウモリの安全な隠れ場として北の方の川を二つ越えた向こうにある峡谷の古い森を見つけてくれます。ただオオコウモリに引っ越しをしてもらうためには、キーティングがオオコウモリを入れて運ぶタケ(笹?)を集めなければならず、また3日後にキーティングがオオコウモリを運ぶ姿を人間に見られてはならないので、その前2晩、人間を寝かせないようにして3晩目には人間は確実に家の中でぐっすり眠るようみなで協力しなければなりません。人里離れた尾根に飼い主と棲んでいるディンゴとコリー犬のあいのこブルーが先導して、なんとか月の精霊に言われたとおりにタケの準備ができ、それぞれの動物らしい方法で二晩大騒ぎをして人間を寝かせないようにして、ようやくキーティングが再びる夜となりました。オオコウモリたちも同意して別の森に運ばれ、もとの森には平和が訪れます。動物たちはお互いに話をしますが、オオコウモリは最初から最後まで他の動物とは話しません。
キーティングも動物たちも昔は人間だったというアボリジニの世界観があるのですね。
日本の子どもたちには馴染みがないオーストラリアの動物や植物がたくさんでてきます。随所に藪内正幸さんの動物や植物の挿絵が出てきますが、こどもにはまだ足りないかも。和名の付け方もちょっとわかりにくいです。たとえば有袋類のハツカネズミってなんだかわかりますか。カジュアリーナはモクマオウの方がまだわかりやすいかと思います。エキドナは最初だけ(ハリモグラ)とでてきますが、その後はずっとエキドナ。日本ではハリモグラの方が親しみがあると思う。オオコウモリやフクロモモンガを数えるのに一羽二羽はすごく変。科学の文章なら1頭2頭ですが、一般向けなので一匹二匹が妥当かと思う。生物に詳しい人の監修をつければよかったのにと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
パトリシア・ライトソンの作品
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