魔法のカクテル

  • 岩波書店
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本棚登録 : 577
感想 : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001155280

作品紹介・あらすじ

大晦日、魔術師イルヴィツァーは大魔王からの命令(大気や川を汚染し疫病をはやらせることなど)が果たせずいらいらしていた。そこへ伯母の魔女が突然あらわれ、協力を申し出た。伯母の魂胆は?二人の悪知恵合戦。小学4・5年以上。

感想・レビュー・書評

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  • 好きな本には哲学が詰まっていることが多い。
    この物語もそう。
    作者の人柄が優しく子供たちに語りかける。
    もしかしたら作者の平和への願いは、時代を超えて広がり続けているのではないか。

  • 魔法のカクテルをめぐる魔術師と魔女の一悶着。
    または猫と禿げカラス。
    タイムリミットは新年の午前零時。
    自然破壊、お金、権威欲、相手を陥れようとすること。
    ファンタジー(メルヒェン)の中に潜む現実世界。
    幸福な世界とは?

  • 2013年11月17日
    「モモ」「はてしない物語」のミヒャエル・エンデさんの物語。
    猫とからすが活躍します。

  • 魔法使いによる悪の計画と、それを阻止すべく冒険する猫とカラス。主人公側の当初のダメっぷり、ダメを克服して団結するバディ、逆転のハッピーエンドまで、きれいに楽しい。
    一方で魔法使い同士の駆け引きや、秘薬を作るための様々なルールやプロセスも非常に凝っている。話の展開上はワル側だが、作者は絶対こちらの方を楽しんで書いていたのではないか。

  • 不思議な目次は何かと思ったら、目次の通りの時間に読んでいくと、大晦日に読み終わる仕掛けだった。面白いことを思いついたな。
    子供の頃に読めば面白かったかもしれないが、大人となった今ではそうでもない。
    ジゴクアクニンジャネンリキュールがいまいちピンとこない。原文だとどうなっているのか気になる。原文で読む頭がないことが残念。

  • 困った時の神様パワー。
    これまで読んだエンデさんの作品に比べると単純なお話のように感じます。
    厚さの割にはさらっと読めてしまうのは傑作たからなのか。
    永久にいい人のままにはならないのが、エンデさんらしさなのかな。

  • たぶんこれで3回目。忘れた頃にまた読んでる。言葉遊びが楽しい。

  • 「モモ」から始まり、ミヒャエルエンデの本を読もうと思って手に取ったうちの一冊。

    最後は読んでいて、こんなことが実際に起こったらよいのになあ、と感じた。

  • 昔読んだ本

  •  エンデは一通り読んでおきたい作家。読んでおくべきだと勝手に思ってる作家。

     基本的に発想がおかしい(褒め言葉)。
     だからおもしろい。
     児童文学、になるのかな。その割にはわかりやすく、悪徳業者滅びろってゆってっけど。環境破壊や密猟をやめろっていうのは分かるけどね。商売系を絡めてくるのは斬新だと思いました。黒魔術師と魔女のたくらみを、いろいろと残念なにゃんことカラスが頑張って破ろうとするお話。
     児童文学系って音の面白さや、言葉の面白さが盛り込んであるものが多いから、やっぱり原文で読めたらもっといいんだろうなぁ。何人だっけね、このひと。ドイツ? ドイツ語かぁ……。
     子供のうちに読んでおきたい話、でも大人が読んでも面白い話、そういうのがいい。
     抜粋。黒魔術師について。

    黒魔術師の権力は、すべて強制によっているからだ。生き物はおろか、物ひとつ自ら進んで黒魔術師につくそうとするものはないだろう。だから黒魔術師は身のまわりのすべてのものをたえず魔法の力で服従させておかなくてはならない。


     ちなみにこれ、本の外箱によると小学四、五年以上推奨らしいです。

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