魔法の学校: エンデのメルヒェン集

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001155433

感想・レビュー・書評

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  • 塾の本棚にあって、暇つぶしに読んでいたらすごく驚いた記憶がある。
    内容の面白さもさることながら、どうしてこの人こんなこと知ってるんだろう、と思ったのだ。
    それは私がよくする一人遊びだったから。
    私以外の人は、中でも特に大人なんかの知らない、もし昔やったとしてもとうに忘れてしまったことだと思っていたから。

  • 最初のお話は『正しくいうと』
    これ、「序文にかえて」となっているんだけど、これがそもそも面白い。ならばその後に続く物語たちが面白くないはずがない。

    特に『魔法のスープ』がお気に入り。お決まりの展開、繰り返しにつぐ繰り返し。安心感のある楽しさ!
    もっと読まれ知られていても良さそうなのになー。

  • メルヘン集というけれど、ナンセンス&シュール短編集の要素も強い気がする。ときどきおとぎ話っぽいのもあるけれど。
    きにしないきにしないのお話があれで終わっちゃうのは、日本のお話との性質の違いを感じますね。

  • エンデの物語は大人が読んでもおもしろく、すばらしい作品が多いです。読んでいて、自分の脳内に広がる妄想的世界が広がっていくのを感じました。

  • ミヒャエル・エンデの本は児童書なのに大人が読んでも身につまされる話が多い。『レンヒェンのひみつ』『ニーゼルプリームとナーゼンキュス』『魔法のスープ』『サンタ・クルスへの長い旅』が好き。どうしようもなくエンデが読みたい気分なので明日図書館で『はてしない物語』を借りてこようと思う。2011/496

  • 短編集。これの中のお話が絵本になったりしてるよね。寝る前にひとつずつ読んだなあ。

  • エンデなら「魔法の学校」がいいよ、と伺っていたので、借りてきました。19編の散文詩や短編、中篇が紹介されています。イソップ童話のようにちょっと教訓めいたお話もあれば、エンデお得意のファンタジー、おふざけの過ぎるお話、う~ん?わかんない・・というお話など、いろいろ入っています。よかったのは、やっぱり表題の「魔法の学校」。それから、「魔法のスープ」というお話。これは山の右と左に住む国の王様達のお話で、途中いがみ合いや戦争があるのだけど、最後には・・・、うれしくなる結末が。それから「ゆめくい小人」も、娘を思う王様の姿がよかった。エンデの描く世界はちょっと皮肉もあるけど、子ども達に寄り添った素敵な世界。子どもたちならもっと楽しめると思います。動物がたくさん出て来るので、それもきっと喜ぶと思います。

  • ミヒャエル・エンデの「モモ」が好きだったので購入してもらった記憶があります.
    モモとはまた違ったファンタジー感溢れる一冊.

  • 大人が読んでもおもしろい!でも、子どもの頃に読めてたらもっと良かったなあ・・・

  • 夜眠る前に読むのにぴったりなお話たち

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