ふしぎな家の番人たち

  • 三陽社 (2001年7月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (120ページ) / ISBN・EAN: 9784001155655

みんなの感想まとめ

不思議なお屋敷を舞台にした物語は、神秘的で少し怖い雰囲気が漂い、読者を引き込む魅力に満ちています。少年トム・モーガンがいつもの場所で釣りをしていると、古いお屋敷に心惹かれ、思わず忍び込むことで始まるフ...

感想・レビュー・書評

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  • ルーシー・M・ボストンさんの童話ですね。
    ルーシー・M・ボストンさん(1892~1990、イギリス生まれ)児童文学作家、パッチワーク製作者。
    絵は、ピーター・ボストンさん。挿し絵画家。
    ルーシー・M・ボストンさんの息子さんです。
    訳は、卜部千恵子さん、翻訳家。

     トム・モーガンは、いつものばしょでつりをしていた。トムがつりをする川の近くに公園があり、お屋敷があった。お屋敷は由緒ある建物で、たいへん古いじだいのものだったので、まわりを公園にするときにも、そこだけはもとのまま残されたのだった。
     トムは、秘密をたっぷりかくしているような、そのお屋敷に心ひかれていて。

     トムが、お屋敷の住人が、どこかに出かけたすきを見て、お屋敷に忍び込んだが…………

     お屋敷の中には、奇妙な物が飾りつけられていて、トムはワクワクしながらみていくのだが、その一つを手に取ると、その世界にまぎれこんでしまうファンタジーが始まる…………

     怖いものみたさで、とんでもない世界にまぎれこむ、イギリスファンタジーの伝統にのったメルヘンに、ドキドキしながら物語を楽しめます。
     ピーター・ボストンさんの絵も、そうしたイギリスファンタジーの伝統ならではの恐さと興味をひくものですね。
     「古いもの」が「静かに」置かれているものが、触れた瞬間に動き出す不思議な世界にまぎれこむ楽しさを味わいました(=^ェ^=)

  • 4-00-115565-6
    C8097¥1400E.

    不思議な家の番人たち


    著者:ルーシー・M・ボストン.
    訳者:卜部千恵子 うらべ ちえこ
    発行所:株式会社岩波書店

    2001/01/12. 題1刷発行


    =手にした理由=

    ライターの橋本麻里さんの書架から「グリーン・ノウの子どもたち」を見つけました。 同じ作者さんのものだったので開いてみました。
    ---
    トム・モーガンという少年。田舎の町から工場の有る街に移り住み、自分の居場所を見つけられずにいた。
    街には広場があり、公園があり、その奥にお屋敷が有って「お化け屋敷」と呼ばれていた。
    そこへ侵入した彼の冒険ファンタジー。
    無事に戻れてよかった。

    彼はまたこの屋敷に来るかな?
    こっそり来るのかな?それとも、女主人を尋ねるのでしょうか?
    訪ねたとしたら、女主人はどのような反応をするのかな?追い返すでしょうか?歓迎するでしょうか?
    古い物たちの思い出が聞けるでしょうか?

    暖炉の奥の暗闇が、別の世界の入口の部分で、
    本棚の後ろの扉を開けると階段が有ったお話を思い出しました。
    (ユリシーズムーアシリーズ)


    -----------


    翻訳者のあとがきがあり、この本の挿絵が息子さんのピーター・ボストン氏によるもの。
    また、物語の「お化け屋敷」は自分が長年住んでいた家で、その家はとても古く、作者さんはその「古さ」をとても愛していたこと。97歳で亡くなるまで住んでいたことが書かれていました。

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