イップとヤネケ

制作 : フィープ ヴェステンドルプ  Annie M.G. Schmidt  Fiep Westendorp  西村 由美 
  • 岩波書店
3.85
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本棚登録 : 77
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001155730

感想・レビュー・書評

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  • オランダの国民的な児童書です。
    隣同士に住む男の子と女の子、イップとヤネケの日常が全部で42編、収められています。

    仲良しで毎日一緒に遊び、たまにケンカして。
    わきあがる好奇心ではちきれんばかりのイップとヤネケがとってもキュート。
    そして、イップとヤネケのパパとママがまたすてきなのです。

    原作は約240話もあるのだそう。
    もっともっと読みたい、と思いました。
    影絵のような挿絵がとてもかわいいのです。
    文章と挿絵がぴったり。
    ほっこり、まあるい、やさしい気分になれる本。

  • イラストもお話も、とっても可愛らしい、オランダの児童書。

  • ことり文庫にて教えてもらった本。最初に娘に見せたときは、「こんな真っ黒に白い目の絵の本嫌だ」と言って大騒ぎ。嫌々顔で聞くこと3日あまり…。普通に聞くようになり、そして最後には「もっと読みたい!」の声。嬉しいねえ。1章が短くて、ほかの本と合わせて読みやすかった。1章が短い分、読み終わるまで長かったけれど、最初、拒否していた娘にとっては、イップとヤネケと仲良くなるために必要な時間だったように思う。すっかり生活の一部になってしまって、明日から、この本なしに1日を終われるか軽く不安。

  • オランダ

  • こんな環境で子供が育てればね~

  • 「オランダの家庭で、この本のない子ども部屋はない」とまで言われてる(訳者あとがき、より)本。
    とてもかわいらしい短いお話集です。
    お隣さん同士の男の子・イップと女の子・ヤネケのやりとり、ふたりの遊び、セリフが、なんとも微笑ましくて、読んでると、にこにこしちゃいます。
    ふたりのおかあさん&おとうさんも、子どもたちにゆったり向き合ってて、いいなぁ。
    挿絵も、おしゃれでかわいいんです。
    影絵で描かれたイップとヤネケ、お人形のヤンス、犬のタッキー、猫のシーピー、ハリネズミ。

    どのお話もよかったのですが、なかでも、
    「庭のハリネズミ」
    「アイスがいっぱい」
    「たこあげ」
    「庭の落ち葉」
    「用水路に落ちたタッキー」
    が好きです。

  • そういえばこの本を数年前に読もうと思ってて当時は思っただけで、すっかり忘れてました。オランダ関連の本を調べててこの本にヒットして、まさに私にとっては今が読むタイミングだったのでしょう。納得。

    オランダでは知らない人がいない国民的キャラクター。特別なことなんて起こらない、でもほんわか幸せな日々。日本で言えばサザエさん的存在かな。

    イップもヤネケもとってもキュート。二人のパパとママもステキ。ちょっとしたユーモアも私のツボだし、もちろん絵もかわいい。原作は240篇ほどあるらしいので他のお話も是非読んでみたいです。

    そして二人のグッズを見にHEMA(オランダの雑貨屋さん)に行くのがますます楽しみになってきた!!

  • オランダで語り継がれる児童書の名作。とにかくイラストもすてきで、イップとヤヌケがかわいい。この影絵と文の組み合わせがとてもいい。

  • とても素敵なお話と絵。

    こういう絵が一番、好きなんです。

  •  私はポストカードを集めていて、その中に文房具屋さんで見つけた黒いシルエットで描かれた男の子と女の子のポストカードがありました。とてもかわいらしいこの絵、『イップとヤネケ』というオランダの児童書に描かれた挿絵だったんです。
     イップとヤネケはお隣同士。ある日女の子ヤネケが男の子イップのお隣に越してきてふたりは友達になります。そしてふたりは一緒に遊びます。動物に会います、りんごを拾います、アイスクリームを食べます、冬が来ます。書かれているお話はとても身近なことばかり。特別な事件も危険な冒険もありません。ここはありのままの小さな子供の世界です。
     時々児童文学を読んでいて“はっ”とすることがあるのですが、何でこんなに子供の気持ちや考え方を的確に切り取れるんだろう?と思わせる作家に出逢うことがあります。著者のシュミットさんもまさにそんな作家といえるでしょう。特に事件の起きない子供の世界の中にいるこのふたりの小さな子、イップとヤネケには日常の一つ一つがとても生き生きしていているのです。客観的な表現で書かれていますが、淡々とした中にとてもあたたかく見まもっているような優しい雰囲気があって、思わずほほえんでしまいたくなります。
    『イップとヤネケ』は原書から選んだ42点の短編集だそうです。原書にはもっとたくさんの短編があるようなので、そちらも翻訳され刊行されることを期待しています。
     最初に挿絵のことから書きましたが、子供の頃に印象に残っているお話には、印象に残る挿絵が付いていたりするものです。『イップとヤネケ』の挿絵はまさに印象的。一つ一つのお話も短めなので、夜寝る前に挿絵を見せながら、お子さんに読んであげるなんて素敵じゃあないでしょうか?

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