川べのちいさなモグラ紳士

制作 : Philippa Pearce  猪熊 葉子 
  • 岩波書店 (2005年5月26日発売)
3.83
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  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001155754

作品紹介

川べの家にひとりで暮らしている老人から、奇妙な仕事をたのまれた少女ベットは、不思議なモグラと知り合う。

川べのちいさなモグラ紳士の感想・レビュー・書評

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  • 魔法で不死となったモグラと少女の交流のお話。
    彼女ゆえのまぐらとのやりとりがとても面白いです。

  • フィリパ・ピアスの比較的、最近の作品。
    まだ書いてるんだ~。
    この作品を書いたときが、84歳なんて
    すごすぎる!!
    それにしても、フィリパ・ピアスは
    ある人やものの立場に立って考えるということに
    長けている人だと思う。
    この作品はモグラの立場にたってよく書かれている。
    ピアス以外に誰がモグラの立場にたって
    物語を書こうとなんて思うだろう?
    この作品を読んでいると
    人間と同じように、モグラにはモグラの理屈があって、
    モグラにはモグラの考えと気持ちがあることを
    思い知らさせる。
    なんでも、自分のものさしで考えてはだめだってことだよね。

    モグラのセリフは、とても心に響くものばかりで
    さすが84歳の作家の作品だと思った。
    すごくいい作品。
    またいつか読み直したい。

  • 喋るモグラ、というといかにも子供向けのようだけど、ただのファンタジーにとどまらず、歴史スペクタクル、自分として生きること、死ぬこと、友情と信頼、等々が滑らかに混ざり合って、先へ先へとページをめくる手を止めさせない。

    読後感は穏やかで、じんわりと感動します。目の前に美しい緑が浮かびます。

  • 川べの家にひとりで暮らしている老人から、奇妙な仕事をたのまれた少女
    ベットは、不思議なモグラと知り合う。

  • 勝手で気難しくて誇り高いモグラ紳士。…格好いい。
    取っ付き難いけど物知りで実は誠実で友情に厚い。…めちゃくちゃ格好良い。

    子どもには大人が必要で、時には大人にも小さい友達が必要だったりする。
    お話に出てくる気難し屋たちが大好きだ。

  • 岩波書店も落ちたなぁ・・・って云うか,こんなモノか,最初から,訳がなっていないじゃない。〜ベットは祖父母とロンドン郊外に暮らす。祖母が手伝いに行っている老人の住む牧場で丸太に腰掛けて本を読む仕事を言いつけられる。不思議に思って実行すると,人語を解するモグラが出てきた。モグラが300年以上生きているのは,名誉革命後のウィリアム3世の馬がモグラ塚に蹴躓いて死亡したのを喜んだスコットランド人が生きる証拠として攫い,魔法を掛けたのが原因と知る。モグラは普通のモグラになりたいが,どうしたらいいか判らない。ベットは魔法を使うことを提案。魔法で小さくなって地底世界に行くことを成功させるが,魔法で魔法を解くことが惜しくなった。母と義父との生活がうまくいくと確信したベットは決心をする。〜普通にお祖母ちゃんと訳せば良いところをアラムさんと言い切っている。まあ,ミセス・アラムと書いているんだろうが,それは失敗だよ。最初はミスター・フラクリンが主人公だと思って読んでいたが,女の子に変わっちゃっている。作者の揺れを直してやれば良いのにね。おまけに後書きで不思議の国のアリスと対比させているのは最悪だ。ルイス・キャロルのようなレトリックは使っていないぜ。

  • ファンタジーらしくないけど、良いファンタジーです。モグラ穴って涼しそうだなぁ。

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