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- 本 ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001156164
感想・レビュー・書評
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ものすごく好きでした。
人形と、人形劇。そして人形を操る男の子。
大好きな映画「ふたりのヴェロニカ」を思いながら読んでました。
哀しくて美しい町ポーランドやチェコ、すごくすごく惹かれます。
『クレスカ15歳 冬の終わりに』から10年後の物語。
クレスカは素敵なお母さんになり、やんちゃな双子の女の子に手を焼いている。そしてあの、イェジツェの町をうろついて、皆の家にお昼を食べに行っていた痩せっぽっちで愛に飢えた女の子ゲノヴェファ(アウレリア)が高校生に!
誰もを夢中にさせた愛嬌はなくなり、すっかり悩み多き思春期に…
そのアウレリアが高校の終業式で出会った男の子、コンラドがとっても素敵な人形使い。
彼と一緒におばあちゃんを訪問することになり…
しばらくおばあちゃんと暮らすようになるアウレリア。この、おばあちゃんが本当に素晴らしい人。
おばあちゃんの言葉にどれだけ付箋を貼り付けたか!
クレスカの双子の娘たちの成長ぶりを見るのも楽しみ。当分このイェジツェの町の物語に没頭したい。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
≪ピリオドまでたどり着いた時に文章はようやく意味を持つ。生と死も同じことで、死とは生に一定の意味を与えるピリオドである≫
p.183 -
なじ■読み終ったときの満足度がハンパなかったです。他のシリーズも読みたい!
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