ミシェルのゆううつな一日

制作 : 若松 宣子 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 19
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001156379

感想・レビュー・書評

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  • 朝寝坊が全ての失敗の始まりだった。嘘に嘘を重ねて収拾がつかなくなるように、一つの失敗が次の失敗を生み出していく。小さな失敗にくよくよして、もがいて、自暴自棄になる・・・14歳、思春期の女の子ミシェルの最悪で大切な一日を描いた物語。初めは読みづらかったですが、次第に謎が解けてきて、世界観がわかると一気に読み進めました。失敗続きのミッシェルが一日でどんな変化を遂げ、最後にどんな選択をしたか。見届けられてよかった。
    不思議な設定ながら、用語解説があったり、とてもしっかり世界観が作られていてすごいと思いました。リディアのお母さんや犬を連れたジャック、一癖あるけど人間味あふれる温かい大人たちがたくさんでてきます。いじめや両親の離婚など、一人で抱えるには大きすぎる少女の問題や不満に共感を抱く同世代の子も多いのではないでしょうか。

  •  朝から寝坊し、学校では先生の足を踏み…朝から失敗ばかりのミシェル。嫌がらせをするリディアをさけ、学校から逃げ出す。一方、失敗統計局のミシェルの担当官シュミットは、本人に見られてはいけない書類をミシェルに見られてしまい…。
    (14才 ドイツ)

  • 最初ちょっと読みにくいのですが、SF的な仕掛けがわかると面白いです。「うまい話には乗ってはいけない」とわかっていても、こんな形で突然言われたら、私は選択肢の中から選ぶことになりそうです。ディエゴみたいなクールな男の子がいるかな?

  • 両親が別居してからというもの、14歳のミシェルにはなにもいいことがなかった。特にその日はついていなかった。一方ミシェルを担当することになった守護天使は、ティーンエイジャーなんか大嫌いだった…。
    事態がどんどん悪い方へ転がっていく中、ミシェルのことを気にかけてくれる人もいて、ラストにはミシェル自身の本当の強さが見えてくる。
    初めは読みにくいけど、途中から一気に読める!

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