- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001156539
作品紹介・あらすじ
「木のてっぺんにいるぼくにばんざーい!」デボラちゃんのとくべつなともだちテディ・ロビンソンの、おかしくて、かわいくて、あったかーいおはなし6つ。
感想・レビュー・書評
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小宮由氏の訳が軽やかで、リズミカルで楽しめる。
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「木のてっぺんにいるぼくにばんざーい!」デボラちゃんのとくべつなともだちテディ・ロビンソンの、おかしくて、かわいくて、あったかーいおはなし6つ。
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可愛い(o^^o)王道の児童文学。
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わたしが小さい頃に出会っていたら絶対好きになっていただろうシリーズ。テディベアのテディ・ロビンソンのかわいいお話。
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愛嬌たっぷりのテディ・ロビンソン。それは彼が周りに愛されてきたから。愛されて過ごすと愛される子になる。こういう日常が子どもにもあればいい。
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デボラちゃんが持っているロビンソンというテディベアなので、テディ・ロビンソン。
テディ・ロビンソンに限らず、ぬいぐるみや人形はみんな、人間と会話できる設定。
バレエ教室に行く話が好き。 -
最高!最高!最高!テディロビンソン!!
誕生日会の物語は、大笑いしすぎてお腹が痛くなった母娘。ものすごく楽しいと、こんな風に我を忘れてしまうよねえ。
ああ、あと一冊でテディロビンソンが終わってしまうなんて。そう考えるだけで悲しくなってしまうほど、面白かった。 -
みなさん、テディ・ロビンソンというくまのぬいぐるみをご存知ですか?
残念ながら、いまは品切れ中(2012年4月現在)の『くまのテディ・ロビンソン』と
『テディ・ロビンソンまほうをつかう』(共に福音館書店)という本があり、
とっても楽しい本なのです。
私はこの本をきっかけに、編集者時代に同じ作家の『おはようスーちゃん』という本を
編集しました。
そして、その当時から、くまのテディ・ロビンソンには、まだ未訳のお話がたくさんある、
と知っていましたので、いつかそれを日本の読者にも届けたい、という強い想いが、
この度、やっと叶いました。
未収録のお話は、全22話あり、そこから18話を選び、1冊6話、全3巻立て、
日本版オリジナル再編成にてご紹介します。
①テディ・ロビンソンのたんじょう日
②ゆうかんなテディ・ロビンソン
③テディ・ロビンソンとサンタクロース
すべて福音館書店版には入っていない、初邦訳となります。
はじめに選ばれなかったお話だから、面白くないんじゃないかって?
とんでもない!
もしそうだったら、わたくし訳しません。
これを機に福音館書店さんも復刊してくれることを祈るばかりです。
さて、1巻目の『テディ・ロビンソンのたんじょう日』ですが、どのお話もとっても
おもしろいですよ。
強いてこの巻の特徴を挙げるなら、キーワードは「ジャクリーヌ」という女の子の人形
でしょうか。
今回、日本語版による再編成のおかげで、原書版では、巻をまたいでいたお話の流れが、
1冊にまとまって、より読者に分かりやすくなったと思います。
最後のお話「テディ・ロビンソン木にのぼる」のジャクリーヌの最後の最後のセリフでは、
感動して泣きながら訳すことになりました。
涙をぽろぽろこぼしながら「ああ、どうやったらジャクリーヌの気持ちが、
テディ・ロビンソンにうまく伝わるだろう」と言葉を選んでいました。
ほほえましく、おかしい、そして心があったかくなる、そんなテディ・ロビンソンの世界を
読者の方と共有できたら、とってもうれしいです。
目次
①テディ・ロビンソン ベビーシッターになる
②テディ・ロビンソン ベレエ教室へいく
③テディ・ロビンソンの たんじょう日
④テディ・ロビンソン 本になる
⑤テディ・ロビンソン お人形病院へいく
⑥テディ・ロビンソン 木にのぼる
>>>:「週刊 読書人」に寄稿しました。
>>>:2012年7月7日「朝日小学生新」に書評が載りました。 -
テディ・ロビンソンはデポラちゃんのくまのぬいぐるみ。
へんてこな歌を作るのが得意で、ちょっとお調子者なところが
愛らしい。自分で歩いたりすることは出来ず、「ちゃんとぬい
ぐるみ」なところも良い。
かわいくて、ほんわかと温かいお話が6編。おすすめ。