マッティのうそとほんとの物語

  • 岩波書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001156621

感想・レビュー・書評

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  • ムーミン以外のフィンランド作家を初めて読みました。
    現代の話なのでパソコンメールのやり取りなどは違和感なく読めました。
    両親が大人っぽくないよね~。
    兄弟ってバカな張り合いをするんだね。日本人だけじゃないんだと改めて知りました。
    2017-6-2 再

  •  マッティのママ(ドイツ人)が「何もかも、あんたのおかげよ、ありがとね、マッティ!」と皮肉を言うところから始まる。場所は、フィンランド(マッティのパパはフィンランド人)。マッティたち家族には、今夜泊まる所がない。ホテルに泊まれるだけのお金もないし、車もない。では、なぜこんな状況になってしまったのか?なぜマッティのせいだと責められているのか?と、初っ端を読んで疑問を持ってしまったら、読むしかないわけで・・・。

  • パパが見栄をはって「スイスに引っ越す」とウソを言った。クラスのみんなにに引っ越しの話をしてしまったマッティは、ウソをごまかすために、もうひとつウソをつき、さらに…。ウソがウソをよび、マッティは(そして家族みんなも)絶体絶命のピンチにおちいる。なんと、あるはずのない新しい家に引っ越してしまったんだ!
    あまりにも事態が大きくなっていくので、読みながらハラハラのしどおしです。

  • 荒唐無稽で面白かった。

    嘘を嘘って言えなくて、どんどん展開が進んでいくところにはちょっとイライラしたけれど、最終的にこれまたすごい展開で事態が良い方向に向かっていったのでした。
    終わり良ければすべて良し。

    主人公のマッティがドイツ人とフィンランド人とのハーフなので、フィンランドに関する話がちらほら出てきたのでフィンランドにちょっと興味を持った。

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