- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001156669
作品紹介・あらすじ
ときにはやく、ときにゆっくりと、灯台の光は踊りだす-オランダ屈指のストーリーテラー、トンケ・ドラフトが贈るふしぎな物語集。
感想・レビュー・書評
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みやこしあきこさんの挿絵も素敵な幻想短編集。
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「王への手紙」のオランダの作家トンケ・ドラフトさんの短編集。ちょっと不思議な、ちょっと教訓めいた昔話や伝説のようなお話。少しひねりが足りないかなと思うものもあるけど、何となく心に残るものばかり。悩める王子の話と頑固な灯台守の夫婦と不思議な海の人の話がよかった。
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トンケ・ドラフトはどれも結構面白いので、期待して読んだのだけど、個人的にはハズレの感じ。
寓話というほど象徴性のある話でもないし、童話やおとぎ話としてはすっきりしない。ストーリーに引き込まれるというほどでもないし、心理描写やキャラクター造形が巧みってこともない。
面白くないというほどでもないんだけど。この人は長編向きの作家なのかな。これが初めてのトンケ・ドラフト作品という人は、運が悪かったかも。
表紙の絵は悪くないが、挿絵はあまり魅力がなかった。 -
この作家さんは初めて読んだけど、とても素敵だった。
中世ファンタジーも現代風なファンタジーもキラキラしてました。 -
夢と魔法との世界。
私はとても好き。 -
名手ドラフトの幻想中編集。寂れた城にたった一人で住むお姫様から始まる物語は、謎めいた吟遊詩人、恋に破れた王子、そして刺した者の記憶を消すという幽霊ナイフの物語へと移り、またお姫様へと戻って行く。ロマンチックで不思議な「幽霊ナイフ」。海を愛する灯台守が出会う不思議な海の人は、灯台守が奥さんとダンスパーティーに行けるようダンスの特訓をしてくれる…「踊る光」。大人にも楽しめる珠玉の幻想物語集です。
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昔話をモチーフにしたファンタジックな短編集。ちょっとミステリックな感じ
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現代にミュージシャンはいるけれど、吟遊詩人はいるのかしら。あれこそ、おとぎ話でしか見ない存在だと思う。
昔話です。
昔話を底にした物語なんだけど、実に昔話。
このまま語りに使えそうなぐらい。