ベッツィ・メイと にんぎょう

  • 岩波書店 (2015年5月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784001156690

みんなの感想まとめ

日常の小さな出来事を通じて、温かい家族の絆や友情を描いた物語が展開されます。主人公のベッツィ・メイは、6歳の女の子で、彼女の日常を9つのエピソードとして楽しむことができます。物語は、彼女が風邪をひいて...

感想・レビュー・書評

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  • 良いご家族とお友達をお持ちですね。
    きっと素敵なレディに育っていくことでしょう。

    表紙の絵はよりにもよってそれなのね。
    可愛いけれど、本人としては不本意かもしれない。


    文化が日本とは違います。
    そこが楽しいところでもあり、難しいところでもある。
    大笑いするお話しでは無い、涙がぼろぼろとこぼれ出るお話しでも無い。
    ちょっと素敵な日常のお話し。
    でも、こういうお話もとってもいいと思うんです。
    ただ、子供たちはなかなか手に取ってくれないかもしれない。
    装丁も可愛いけれど、今風とは言えないし、挿絵も多くはない。
    こういう本の勧め方ってとっても難しい。
    でも、ぜひ勧めたいなあと思う、そんな本。

  • もうすぐ6歳になる女の子ベッツィ・メイの日常の何気ない出来事が9つのおはなしになって収められています。どれも子どもらしい、ちょっとしたエピソードが巻き起こるのですが、両親も乳母のナニーも温かく育っていくのを見守ってくれているということがわかります。「ベッツィ・メイ おにんぎょうとパーティーをひらく」などは、ベッツィが楽しみにしていたお隣のピーターの家でのパーティーに風邪をひいて行けなくなるのですが、ナニーが子ども部屋にあるお人形たちを座らせて、素敵なティーパーティーのセッティングをしてくれるのです。相手がお人形なら風邪をうつす心配もないですものね。この作品は1940年に発表されましたが、今回初めて邦訳が出版されました。絵を描いているのは、“ジョーン・G・トーマス”ですが、あとがきで翻訳者のこみやさんが、『テディ・ロビンソン』シリーズや『思い出のマーニー』を書いた作家ジョーン・G・ロビンソンのことだと説明しています。そうやって読むとロビンソンの『おはようスーちゃん』の女の子にもベッツィ・メイは雰囲気が似ているように思います。絵本から読み物へ移行する時期の幼年童話としておすすめです。同じ原書から分冊して『ベッツィ・メイとこいぬ』が4月末に発行されています。

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