- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001156768
作品紹介・あらすじ
世界中で愛読されている永遠の名作『星の王子さま』は、1943年にアメリカで出版された初版本と、戦後フランスで刊行されたガリマール社版とを比べると、挿絵の色調やタッチが微妙に異なっていました。サン=テグジュペリ生誕100年を記念して、作者が生前目にした唯一の版である米国版に基づいたオリジナル版をお届けします。
感想・レビュー・書評
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1946年 原題”Le Petit Prince”
久しぶりに再読。
この本は、ひとりの人間でも、読むときの状況によって感じるものが違ってくるのだと思います。
そこが名作と言われる所以なのかな。
小さな王子さまが残したものはとても大きい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「名著と呼ばれるものを読んでみよう。」
ということで、図書館をブラブラ。
タイトルは知っているし、何なら箱根にあったミュージアムにも行ったことがある。
読み終えましたが、ほぼ理解できませんでした。
世界の名作とされているのに、理解できない私が凡人以下なのだと思います。
でも、ネットでも、私のような人が少なからずいるので少し安心しました。
今の私には理解できないだけで、次読んだ時には少しは理解ができるかもしれません。
また機会がされば、再読したいです。
ただ一行だけ、心に残りました。
「たいせつなことはね、目には見えないんだよ。」 -
『心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ』
自分の中で大切にしている言葉。
忘れてしまう時もあるけれど、
大切な事にいつも気付かせてくれる。 -
小学生の時、大学生の時、社会人になってから。
読む年齢、その時々に自分が置かれている状況で、分かることや感じることが変わってくる。
ある時ふっと手に取って読み返したくなる。
今よりもう少し大人になれたら、四度目を読みたいです。 -
固定観念からしか物事を見れなくなってくる、大人になればなるほど、読み返したい本。純粋すぎて、最初は王子様の言っている意味が分からなかったりイメージできなかったけど、読み進めるごとに心が洗われていく感じがした。
物事の本質を、優しく語りかけてくれます。 -
自分にとって、とても大切な小説であることは間違い無いだろう。今回は「星の王子さま」の名付け親でもある内藤濯先生の訳で読ませていただいた。
今までは他の人の訳で読んでいたから、何だか最初は変な気持ちだったけど、読み終わった最後は、この人の訳がいいと思った。この人が訳したことで、この本の真価が表れていると思った。
何度読み返しても、飽きがなく、ずっと心を温めてくれるこの本は、砂漠で見つけた湖のような、そんな潤いのある小説だと思う。
個人的には、キツネのやり取りが今回のベストだ。
絆を結ぶっていうのが、人を大切にするっていうのが、どういうことかを、本当に教えてくれていると思う。また、読みます。 -
再読。切なさと暖かさが心に残る.....。
「あんたの目から見ると、おれは、十万ものキツネとおんなじなんだ。だけど、あんたが、おれを飼いならすと、おれたちは、もう、おたがいに、はなれちゃいられなくなるよ。あんたは、おれにとって、このよでたったひとりのひとになるし、おれは、あんたにとって、かけがえのないものになるんだよ.....」(キツネ)
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」(キツネ)
「星があんなに美しいのも、目に見えない花が一つあるからなんだよ.....」(王子さま)
「砂漠が美しいのは、どこかに、井戸をかくしているからだよ.....」(王子さま)
目に見えない大切なものを見失ったり置き去りにしたりしないように生きていきたいと思った。 -
『星の王子さま』読了。
おそらく、小学生以来の再読。印象に残るような話の展開ではないけれども。大人になった今だからこそ日々の余裕のなさを感じてしまったな。正直、日常的に花とか空とか星とかに想いを馳せることなんてない。だけど、子どもの頃は普通にしていたことを大人は忘れていくんだな。
2019.6.11(2回目)
著者プロフィール
サン=テグジュペリの作品






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