- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001156768
感想・レビュー・書評
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目に見えない大切なものに時間をかけていきたいと思った
麦畑に残る思い出、守ってきた一輪のバラ、星空で思い出せる王子さま
同じものでも、そこに時間をかけたものは、自分にとっては特別な思い出がこもったものになる
そういうものを大事にしていく人生にしたい
広く浅く、は生きる手段として必要だけど、ほんとに大事なものに深く誠実に向き合うことは絶対に忘れないようにする
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昔読んだ時はよくわからなかった本。いま読んでもすっきりとはわからない。でもじわじわとくる衝撃。自分を問われる。いろんな星にいる変な人たちにぎくっとなる。大事なものは目に見えない。
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久しぶりに読み返してみた。
子供の目線で感じる部分、
大人の目線でそうなってしまう部分、
両方わかってくる…
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キツネの言葉が好きで、
忘れないようメモしておこうと思う。
「心で見なくちゃ、
ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、
目に見えないんだよ」
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砂漠での王子さま、
(子供で宇宙人だけど…)
一方的に自分の意志を通し、
操縦士の質問は聞いていないかも…
会話になっていないけれど、
そこは操縦士が大人だな…
と思った。 -
「かつて子どもだったことを忘れずにいるおとなはいくらもいない」11歳だった私が初めて親にねだり買った思い出の本である。「ものごとはハートで見なくちゃいけない、っていうことなんだ。
大切なことは目に見えないからね」大好きなこころの奥深くいつもある本。 -
受け手による。
たしかに大人になってしまったなあ。というような思いは残る。
もう一度読もうと思います。
しかし読みずらい -
前も別の本で同じようなことを書いたが、こういうお話を僕はまるで楽しめない。どこが素晴らしいのが全然分からない。なんか、自分の感性を否定されるようで悲しいが、ちょっとも感動せーへんなぁ。(泣)
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子どもの頃一度読んだけど理解できなかったので何年かぶりに。読んでみたものの、未だに難しい(笑)
何回も何回も味わいたい本。年を重ねるにつれて感じ方も変わりそうだし、忘れかけたものを取り戻せそう。
今更だけど買ってよかったです。大事な一冊。 -
名訳の誉れ高い本書。
中学の頃英語劇を演じるために英語の台本を読んだことはあった本書に触れるのは初めてという、作品の体験経路が若干特殊。
児童書という分類が不適切に思えるほどに観念的・情緒的・内面的描写の多い作品だった。
王子さまという「少年」の視点から各惑星=「大人社会」を見ることで浮き上がるくだらなさ、バカバカしさ。
自分が大人になってからこの作品を読んでみたとき、王子さまがバカバカしいと言った大人たちを笑えなくなっている現実に気付かされた。 -
180617 わたしの読んだのは青い鳥文庫の同じ訳者バージョン、小学生の時に買ってもらった本なのでもうないのかも。ほとんど読んでないのできれいなまま、でもいつか読むかと思って放置されてた。
子どもが読んでも、その環境のまっただなかに置かれているだけで、外や上がわからないから、なんとも思わない本なのだということがわかった。ものごとはタイミング。
そして、とてもシンプルな本。
もっと簡単にすればいいのに雑多で、どうでもいいと思うことが超大事な世の中に、放り出されて初めて、この本のシンプルな文章が意味をなし、生きてきた分の記憶や経験がぱーっと結びつき、勝手に涙する本。
えらい人ー政治家や、社長や、有頂天になった起業家など、に、読んでほしい。もうなにも感じないのかもしれないが。 -
「たいせつなことは、目では見えない。」
キツネの教えにも、王子さまの言葉にも、子供の頃は気付けなかった。
考えてみれば、常に忙しなく時間に追われている感覚になってしまっていたし、そのことに疑問を抱くこともないまま、毎日突き進んでいた。
たとえ特急列車に乗りながらでも、乗っている私は心の目で見るようにしよう。一番大切なことにちゃんと気付けるように。