こぎつねルーファスのぼうけん (せかいのどうわシリーズ)

  • 60人登録
  • 3.77評価
    • (7)
    • (3)
    • (12)
    • (0)
    • (0)
  • 6レビュー
制作 : キャサリン・ウィグルズワース  石井 桃子 
  • 岩波書店 (1991年11月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (85ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001159615

こぎつねルーファスのぼうけん (せかいのどうわシリーズ)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 可愛らしいルーファスとうっとりするくらい美しい森の情景が印象的だった一冊。改めて読むと、ルーファスがアナグマおくさんに拾われて育ったことや、身内なのに恐ろしいキツネのおじさんの存在など、思っていたよりシビアなこともあったのだなぁと再発見。けれど読んでいるうちにやっぱり「きけんがすき」な好奇心いっぱいのルーファスや白鳥・星・月などのきれいで不思議な情景が勝って心から満足のいく物語だなぁと改めて感じました。挿絵は動物らしさを残した、可愛すぎない絵がいいなぁと思います。
    ・こぎつねルーファスとわるいおじさん
    小さい赤ギツネの子ルーファスは「あわれな森のみなし子」。優しいアナグマおくさんに拾われて、アナグマ一家(アナグマさん、ボニー、ビル)と暮らします。初めてのお風呂、初めての上着(初めてのお礼)…まるで子どもをそのまま主人公にしたような自由奔放さと可愛らしさ。月や白鳥に憧れてそっと家を抜け出すルーファス。すると、いじわるなキツネのおじさんに見つかり捕まってしまいます。けれど勇敢なルーファスは脱出を試みます…白鳥の女王、かえでの鍵、魔法の冠。日常の暮らしの中からファンタジーのような不思議な世界へそっと連れて行ってくれます。それも「冒険」なのでわくわくどきどき。幼い子に読んであげたいお話です。
    ・こぎつねルーファスと魔法の月
    川へ魚釣りへ出かけたルーファス。ところが魚の代わりに釣れたのは月の月のきれはしと小さな金色の星。そして白鳥にはボートまでプレゼントしてもらいます。ルーファスは喜んでアナグマさんのところへ帰りますが、またまたキツネのおじさんに捕まってしまい…魚たちが自分たちを食べては「なんねえことなのよぉ」と歌うのが楽しい。石井桃子さんの訳がこのお話を本当に気持ちよく伝えてくれています。あのいたずらっ子のルーファスがお月様や白鳥などには心から敬意を抱き、深くお辞儀する場面などは神聖な気持ちにさせてくれます。月や星を捕まえるなんて本当にきらきらした素敵なお話です。

  • 創作物語。
    おとうさんもおかあさんもいない子ギツネが、ひとりでもりにすんでいた。アナグマのおくさんがそれをみつけ、いい子にしていることを約束させてルーファスという名前を付け、自分の二人の子どもと一緒に育てることにします。
    「こぎつねルーファスとわるいおじさん」
    白鳥と友達になったルーファスは白鳥から王女様の冠の話を聞きます。わるいキツネが白鳥を狙っているのを邪魔して白鳥を逃がし、自分がつかまってしまいます。魔法のカエデの実の鍵で逃げ出すとき、白鳥の冠をみつけ持ち出すことができました。
    「子ギツネルーファスと魔法の月」
    ルーファスとアナグマのこどもたちはかしこい魚をとることができません。そのとき白鳥から、夜になって戻ってくればムーンフィッシュやスターフィッシュ(ヒトデ)をとることができると教えてもらいます。夜になるとルーファスは家を抜け出し、月のかけらや星のかけらをつり上げ、小さなボートも手に入れます。ボートをかぶって家に帰る途中わるいおじさんにつかまりそうになりますが月の光のおかげでアナグマのおとうさんに助けてもらうことができました。
    みじかい話が二つ入っていて、物語を読み始めた子どもに向いています。楓の鍵の魔法が出てきたり、月が見守ってくれたりと少しファンタジーの要素が有り好き嫌いはあるかもしれない。アナグマの子どものおっとりした性格と子ギツネの危険が大好きという性格が対比されていて面白い。

  • 9歳長男、一人読書。

  • 心優しいこぎつねとあらいぐまとの生活がほんわかしています。

  • アトリーの作品の中ではチムに並ぶやんちゃな子。
    紹介したい年齢はチムラビットと同じだけど、子どもにはこの装丁のほうが手渡しやすいかも。

  • 請求記号【93 ア】3年生くらいから

全6件中 1 - 6件を表示

こぎつねルーファスのぼうけん (せかいのどうわシリーズ)のその他の作品

アリソン・アトリーの作品

こぎつねルーファスのぼうけん (せかいのどうわシリーズ)はこんな本です

ツイートする