ライオンと魔女 (カラー版 ナルニア国物語 1)

  • 岩波書店
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本棚登録 : 752
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001163711

作品紹介・あらすじ

戦争をさけて、田舎の古い屋敷にやってきた4人のきょうだい。広い屋敷を探検するうちに、末っ子のルーシィは、空き部屋にある衣装だんすに入りこんでしまいます。毛皮の外套をおしのけて奥へ進むと、いつしかルーシィは、雪のふりつもる森に立っていました…。そこは別世界ナルニア。かつて、偉大なライオン、アスランがつくった自由の国。ところがそのナルニアは、白い魔女によって永遠の冬に閉ざされていたのでした。

感想・レビュー・書評

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  • 実は今まで読んだことがなくて、大人になって初めて読んだ!面白い!
    衣装だんすの奥が続いていて雪国へ繋がってるなんてすごく素敵でワクワクする!
    アスランがとってもかっこよくて、石にされた者達を戻していくシーンは映画を見てるみたいに鮮明に脳内で想像ができた。
    ナルニア国にもサンタクロースが来るのが素敵。サンタクロースが出てくるシーン好きだな〜

  • 随所に乱暴な描写がでてくるのが気になりはしたものの、分別を知るという意味でも、想像の世界の面白さを知るという意味でも、身近なところに冒険への扉が隠されているかもしれないと思えるという意味でも、子供がいつか産まれたら読んでみてほしいなと思う本だった。ビーバー夫婦の暖かい感じが好きだったなぁ。memo p86 124の描写が好き巨人ごろごろ八太郎のネーミングには笑った!w 翻訳前はなんなんだろう?笑 映像も見たことがないのでまた見てみようかな

  • 2019.1.12

  • 映画は観たけれど、原作の存在をすっかり忘れていました。
    図書館で見かけて、さっそく借りてみました。

    映画が原作のまま!(素晴らしい)
    ビーバー夫妻とのごはんの時間、サンタクロースにプレゼントをもらうシーンが好き。
    あと、疎開している先のおじいさんがステキすぎる。子どもたちの話をそのまま聞いてくれて、別の世界があることを当たり前のように話してくれて。

    シリーズ全部読んでみます。

    小学生の時に読んでいたら、ファンタジーがもっと好きになっていたかも。
    (残念ながら小学生の時にシャーロックに出会ってしまったため、やっぱりミステリーの方が好きなのでした)

  • やっと読み始められる!古本屋で全巻セットを見つけて衝動買い。ずっと読みたかったので嬉しい。
    児童書なので複雑な展開は少なく、サラサラと読めた。でも、言葉(台詞)の意味をそのシーンで全て明かさず、「これはどういうことだろう…?」と思わせておいてから後でその意味が分かる、というような引っ張らせるところがいくつかあって、一筋縄でないのが面白かった。
    意外だったのはラスト。ハッピーエンドの後の話もやるのが新鮮だった。数ページで国作り。もちろんそこまで込みで1つの物語なんだけど、変わった終わり方のように思った。
    一番印象的だったのはサンタクロースの場面で、サンタさんのパワーというか、強い魅力を感じた。ビーバーのおくさんもナイスなキャラクターだった。

  •  ナルニア国物語第2弾。4兄弟の物語。「魔術師のおい」でできた不思議な衣装タンスにまつわるお話。サンタクロースの場面と最後の戴冠式のシーンが好き。

  • 私が読書にはまったきっかけの本です。
    四兄妹がタンスを抜けて不思議の国へ行くドキドキするようなファンタジーを夜、親に読んで貰うのを聞きながら、「この本が読んでみたい」と思ったんです。
    子ども向けファンタジーとしては一番だと思います。

  • 『児童文学』の必読図書でしょう。なのにきっと、『指輪〜』のブームがなければ、この作品の映画化だって、なかったのではないか。もっと評価されるべき作品なのに。。ルイスが主人公の映画が近年あったけど、ぜーんぜん話題にならなかったし。
    ナルニアという国の、誕生から滅亡までを描いたこの物語は、「罪のあがない」「善と悪の戦い」といった宗教的テーマから『アレゴリカル・ファンタジー」に分類されている。日本人には、こういったキリスト教的なニオイや、それらから来る教訓的なニオイが、馴染みがないゆえに、鼻につくかもしれない。が、ルイス自身は『これはけっしてキリスト教世界のアレゴリーではない』と断言しているそうだ。それでもやはり、「次」に読み進みたくなる推進力には、抗えなくなる。それだけの作品なのだ。
    2005年の映画化が、とても楽しみ!
    劇場予告でアスランを見ただけで、感涙してしまった。。。

  • いやー、面白かった!

  • 物語も夢も希望も全部ある。自分の家の箪笥から始まる異世界冒険物語。ライオンは喋るし魔女は悪いし戦いは起こるし正義は勝つ。でも物語は始まったばかり。余談。食べ物が美味しそう過ぎて辛い。

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