- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001163742
作品紹介・あらすじ
級友のユースチスにさそわれ、願いのことばを唱えてナルニアにきた少女ジルは、長いあいだ行方不明になっている、航海王カスピアンの息子、リリアン王子をさがしだすよう、アスランから命じられます。ジルとユースチスは、沼人の泥足にがえもんといっしょに、北へ北へとつらい旅をかさねることに。巨人族のすむ北方の荒れ地国で、また地霊たちのすむ地下の国で、三人はいく度となく、おそろしい目にあい、ゆくてを見失いそうになります。
感想・レビュー・書評
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ナルニア国物語第四巻。舞台はナルニアの北方、巨人の国。新加入の女の子・ジル目線なので新鮮な気持ちで物語に入っていける。今作のMVPは<泥足にがえもん>。ボス戦での、精神を支配する魔力と戦う姿は圧巻。信仰や心の力の強さをみせる、彼の行動とセリフに要注目。前半はややテンポが悪い気がしていたが、後半からは目が離せない展開が続き、地下世界の冒険には胸湧くものがあるし、伏線が全部生きてくるので、やっぱり最高評価をつけたい。毎度のことながらラストの帰還のしかたが素敵。
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そうそう!MVPは泥足にがえもん。ぬめっとした言い回しとは裏腹のシンのあるにがえもんさんはかっこよかった。今回も、想像力豊かなわくわくする場面ばかり。巨人の城や地下の町。
このシリーズ、訳が秀逸。言い回しもネーミングセンスもすばらしい。 -
ナルニアを映画でしか見たことのない人にこそ読んでほしい。
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個人的には1巻以来の面白さだった。アスランもそこまで手を貸さないから、子供たち(と、にがえもん)の奮闘がよく伝わってきた。今までと違う主人公だったのも、印象が違った理由かな。結構好きなコンビだった。にしても変わった名前の人達は、元の本では何て名前なんだろう…ちょっと気になる。
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CL 2017.2.26-2017.3.5
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<閲覧スタッフより>
お屋敷のクローゼットが架空の世界と繋がっている!少年少女が偶然みつけた不思議な別世界は白い魔女が支配する「ナルニア国」。正義のライオン「アスラン」とともにナルニアを救う子どもたちの壮大な冒険物語。読み返すたびに新しい発見がある、不思議でどこか懐かしい世界が広がっています。
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所在番号:933.7||ルク||4
資料番号:10170246
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アスランの国で、カスピアンと再会。
私もさよちゃんと、会えるとしたら、20歳くらいかな。