ガンバの冒険シリーズ 冒険者たち/グリックの冒険/ガンバとカワウソの冒険 全3冊

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784002007779

感想・レビュー・書評

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  • しっぽをたてろ!仲間を大切にしよう!熱くいこうぜ!

  • 昔やっていたアニメのノロイは怖かった…!でも、原作の絵は可愛いんですよ(笑)全3部作。ネズミがこんなにカッコよくていいのかと思ってしまうくらい熱い作品ですb

  • 日本の児童書の中で一番好き。

    クライマックスはネズミとイタチの死闘だが、町のネズミであるガンバが広い世界へ飛び出していく物語でもある。
    ガンバが初めて海に出る場面では胸が熱くなるし、イタチと戦うシーンでは手に汗握ってしまう。
    と言っても始終緊迫した状態ではなくて、なごやかなところもあるので疲れず読み進められる。
    スリルに満ちた冒険、唄にこめられた秘密、おいしそうな食べ物等々、子ども心をくすぐる要素がたくさん詰まっている。

    細かな風景描写が見どころ。刻々と姿を変える海が冒険への憧れと共に描かれている一方で、夢見が島の豊かな自然からは郷土色を感じる。

    そして多彩なキャラクター。ガンバと15匹の仲間(ヨイショ、ガクシャ、イカサマ、忠太、イダテン、マンプク、シジン、バレット、バス、テノール、ボーボ、ジャンプ、アナホリ、カリック、オイボレ)、
    これだけのネズミがちゃんと個性を持って、笑ったり泣いたり戦ったり恋したりしてるんだから見守らずにはいられない。

    苦労性リーダー・ガンバと同じ目線で旅を楽しんでみるも良し、頼れるアニキ分・ヨイショやイカサマに惚れてみるも良し、児童文学史上最悪のカリスマイタチ・ノロイに恐怖してみるも良し。

    作中でネズミたちが歌う「冒険の歌」が好きだ。

  • 動物モノのファンタジーでは最高傑作の一つではないでしょうか。4年生の時に初めて出会って以来、何度読み返したことか。ボーボと潮路のシーンは、読むたびに涙が出ます。子どもに読んでいるとき、声が詰まって読むのに苦労しました。どんな仲間にも得意不得意があって、それを受容しながら生きている、そんなネズミ達は今でも僕のヒーローです。

  • 小学5年生くらいの時に読みました。家の二階の窓際で、日向ぼっこしながら。今でも覚えてます。かなりハマりました。たしかイカサマとかいう鼠が好きだった気がします。

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著者プロフィール

斎藤惇夫 1940年新潟市生まれ。小学校一年から高校卒業まで長岡市ですごす。長年子どもの本の編集に携わり、現在は、著作と、子どもの本の普及活動を続ける。著書に『グリックの冒険』『冒険者たち』『ガンバとカワウソの冒険』『哲夫の春休み』(以上、岩波書店)、『おいで子どもたち』(日本聖公会)、『現在、子どもたちが求めているもの』『子どもと子どもの本に捧げた生涯』(以上、キッズメイト)、講演録に『わたしはなぜファンタジーに向かうのか』(教文館)などがある。

「2017年 『河童のユウタの冒険(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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