ドン・キホーテ 全6冊 (岩波文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (2546ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002010588

感想・レビュー・書評

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  • 5億部以上の売上で単一書籍においては世界で最も売れた不朽の名作。

    騎士道物語を読みすぎて現実と空想が入り混じり、狂気的な行動を繰り返すドンキホーテと愉快なお供サンチョのコンビは最高に面白い。
    当時の人がこの本を読んでゲラゲラ笑っていたのは現在も読まれる何よりの証拠だろう。

  • 集英社版 世界文学全集3

    初めて最初から終わりまで読んだ。
    約500年前に書かれたものとは思えない風刺、今に通ずる。
    ほとんど狂人なんだけど、憎めない。
    信念の貫き具合は尊敬する。

  • 何もせずにぐーたら生きてる人より、おじいさんのように自分の心を満たすために行動してる人の方がとても尊敬できる。

  • 大長編です。しかも本筋に関係なさそうな話も出てきます。基本的には喜劇ですが、ラストには泣かせ処も。はたして、ドン・キホーテは狂人であったのか、人間の理想と高貴さを彼の中に見た思いがしました。

  • これをよみながら、いまや私もドン・キホーテさながらの魔法にかかり、幻想に生きていることを認めなければなりません。床屋や神父の幻想なんてクソ食らえ。

  • 死ぬ間際まで自分を騎士と思い込む精神障害の主人公。魔法は存在し塔は巨人である。世間の人は面白がり、読者にとっても面白い。死ぬ間際に正気になり、それまでの約束事を遺言として果たす。根は賢く良い人。称えられながら(馬鹿にしている訳でない)死ぬ。

  • 全ての、趣味が悪いオタクが読むべき大傑作。

  • 再読してもドンキホーテとサンチョのやり取りは面白いはず、必ず再読する

    モンテクリスト伯ほど痛快ではないし、カラマーゾフの兄弟ほど狂人でもないし、シャンタラムほど格好よくないけど 、ドンキホーテとサンチョのやり取りは飽きない。サンチョがメインとなった章は 特に面白い

    ドンキホーテとサンチョの主従関係は 日本の士農工商の序列に近いと思うが、爽やかさを感じるのは 作家の意図か、宗教性の違いか

  • 東大京大教授が薦めるリスト100選抜

    No.44

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著者プロフィール

Miguel de Cervantes Saavedra(1547 – 1616)

「2012年 『新訳 ドン・キホーテ【後編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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