無文字社会の歴史 西アフリカ・モシ族の事例を中心に (同時代ライブラリー 16)

  • 岩波書店 (1990年3月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784002600161

作品紹介・あらすじ

文字と文明の発達の密接な関係から見て、今日なお多く存在する"無文字社会"の歴史的性格を究明することは、人類文化における文字社会の位置付けの再検討に通ずる。本書は、西アフリカ・モシ族の現地調査の成果に基づいて無文字社会の性格を見事に分析したものであり、わが国における文化人類学の記念すべき達成といえよう。

感想・レビュー・書評

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  • サブタイトルが示すように、西アフリカのモシ族を中心にしてそこでの神話を説明したものである。無文字社会について説明しているものは最後の章のみである。雑誌「思想」に連載したものを本にしたものであるが、雑誌「思想」での掲載と言っても特殊すぎる内容のように思える。文化人類学としては名著であるとされるが、フィールドワークの本としては学生が理解するには難しいかもしれない。

  • 文字を持つことによって
    便利になったり
    拡充していったものも
    確かに あったことだろう

    しかし
    文字を持たなかったがゆえに
    ちゃんと伝わったり
    きちんと遺されていったものも
    また 確かにある

    西洋中心の学問に
    とらわれずに
    西アフリカで長年
    フィールドワークをしてこられた
    川田順三さんの
    数々の論考は
    興味深さに満ちている

  • (2010:渡辺正人先生推薦)

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著者プロフィール

(かわだ・じゅんぞう)
1934年生。東京大学教養学部教養学科卒業。現在 東京外国語大学名誉教授・日本常民文化研究所所員。著書『無文字社会の歴史』(岩波現代文庫、2001)『口頭伝承論』I、II(平凡社ライブラリー、2001)ほか。訳書 レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』I、II(中公クラシックス、2003)『ブラジルへの郷愁』(中央公論新社、2010)ほか。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

「2023年 『構造人類学 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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