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Amazon.co.jp ・本 (340ページ) / ISBN・EAN: 9784002600277
感想・レビュー・書評
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『彦一頓智ばなし』の作者小山勝清の思想遍歴が鮮やかに描かれている。米軍を村に入れたくないので、天皇は降伏したけどわしらは戦う、と云ったという。この辺が、後の60年代70年代の一部インテリの所謂「土着」思想に取られていくのだろうが、彼の土着があくまでナロードニキ的なインテリの側から農村への啓蒙の態度から保持していたのに対し、小山は矢張り「文学」のひとであった。物語という者は、民への不信に基づく「啓蒙家」には描けないということ。
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