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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784002600406
作品紹介・あらすじ
高校生の「僕」は、刑事の忠叔父さんとディケンズの小説『骨董屋』を原文で読み進めていくうちに、まるでそのストーリーが反映するかのように、とてつもない「事件」に巻きこまれてしまう。-人間の悪とは、罪とは何か。そしてそれをのり越える「ゆるし」、「癒し」とは何らかを追究した大江文学の結晶。
みんなの感想まとめ
人間の悪や罪、そしてその先にある「ゆるし」や「癒し」をテーマにした作品は、主人公がディケンズの小説を読み進める中で展開される深い物語です。モデルとなった家族の描写が巧みで、特にオーちゃんのキャラクター...
感想・レビュー・書評
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モデルの家族にしてみたらたまったもんじゃないにせよ、オーちゃんの描き方が素晴らしいし、作家が酒飲みの自分のことを妙に客観的に描くのも好き。大江の作品でも好きな方の部類。
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オーチャン(次男がモデル?)を語り口とし、大江家を想定させる一家を切口としたフィクション。ディケンズの罪深いキルプの話が全共闘の過去を持つ映画監督の死へと展開する。体制への若干の抵抗とこのために人の死を防げなかったオーチャンの心の癒しを描く(時がたてば忘れるだけ、と解釈するのはおおばか?)。
著者プロフィール
大江健三郎の作品
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